無料オンライン講座、心理学で人生を問い直す
公益社団法人日本公認心理師協会が2025年12月7日から、5回目となる日本公認心理師学術集会をオンラインで開催します。このイベントのテーマは「“はて?”の生き方~多様性と共生の時代に、問いからはじまる心理学~」です。市民公開講座形式で、事前登録なしで誰でも参加でき、期間限定で配信されます。
講座の内容と魅力
1つ目の講座では、脚本家の吉田恵里香氏と日本初の女性矯正局長である名執雅子氏が登壇し、内なる“はて?”を原動力にした生き方について探ります。二人はそれぞれの立場から“問い”がどのように社会や個人の変革を引き起こすかを対話形式で語り合います。
2つ目の講座は、臨床心理士で外国語相談員の岩木エリーザ氏が、多文化ルーツを持つ人々に対する心理支援の現場から見た共生のあり方について解説します。日本を含む多様な文化が融合した社会で、どのように共に育んでいくかがテーマです。
開催概要
- - 公開期間: 2025年12月7日(日)〜 2026年1月15日(木)
- - 形式: オンライン配信(無料・事前登録不要)
- - 視聴方法: 公式サイトにアクセスすることで視聴が可能です。
- - 主催: 公益社団法人日本公認心理師協会
- - 共催: 一般社団法人東京公認心理師協会
- - 後援: 法務省、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、こども家庭庁など
公式ポスターの詳細は
こちら をご覧ください。
近年の社会的背景
昨今、働き方や価値観が急速に変化している時代に突入しています。「正解のない時代」とも言われる今、私たちには自身の「はて?」を持ち、対話し、共に生きるための心理的な知恵が求められています。この講座は、そのようなニーズに応えるべく、第一線で活動する講師たちがそれぞれの現場から生きる、支える、つながるための知見を共有する場所として企画されています。
登壇者のプロフィール
- - 吉田恵里香氏: ドラマ『恋はつづくよどこまでも』や『虎に翼』など、数多くの話題作を手掛ける脚本家・小説家。
- - 名執雅子氏: 日本初の女性矯正局長として、刑務所改革や再犯防止支援などに注力しています。
- - 岩木エリーザ氏: 公認心理師であり、ブラジル出身の国際臨床心理士として、外国にルーツを持つ人々の心のケアに従事しています。
この市民公開講座は、心の知恵を再発見し、共生社会を考える一歩となることでしょう。ぜひこの機会にご参加ください。