農業総合研究所、月間流通総額が過去最高を更新
株式会社農業総合研究所は、2024年12月に月間流通総額が15.7億円に達し、これまでで最高の記録を達成したことを発表しました。この実績は、直売所事業を通じて消費者に新鮮な農産物を直接届ける取り組みの成果と言えるでしょう。
1. 月間流通総額の推移
2024年12月の流通総額は15.7億円。これは前年同月2023年12月の13.6億円と比べ、1.1億円の増加を見せており、目覚ましい成長を遂げています。この数値は、同社が掲げる「持続可能な農産業を実現し、生活者を豊かにする」というビジョンの実現に向けた努力の結果です。
2. 増加要因
この流通総額の上昇にはいくつかの要因が挙げられます。
2.1 施策の効果
農業総合研究所は、流通総額拡大を目指してさまざまな施策を実施しています。データ分析を活用した値付けや品目の最適化、適量納品を可能にする買取強化など、戦略的な取り組みが功を奏したことで流通総額が増加しました。また年末における売り場の確保も重要な要素であり、これらの地道な努力が結果につながった形です。
2.2 農産物相場の影響
12月にはキャベツ、白菜、大根など多くの農産物の相場が上昇し、年末にかけてそのトレンドが維持されました。この高値相場が、当社の取り扱う商品の平均単価の上昇に寄与しています。高価格の商品が多く売れることで、総流通額がさらに押し上げられたと言えます。
3. 今後の展望
農業総合研究所は、今後も全国約10,000名の生産者と約2,000のスーパーマーケットをITで繋ぎ、効率的な流通体制を構築することで、お客様により良い農産物を提供することを目指しています。情報、物流、決済を一元管理することで、直売所事業を更に強化し、持続可能な農業の実現を目指していく所存です。
会社概要
このように、農業総合研究所は、未来に向けた積極的な施策を展開し、持続可能な農業を実現しつつ、生活者の豊かさを支える役割を果たしていくことでしょう。