中野区で開催される「なかのクエスト」で共生のまちを歩こう

明治大学国際日本学部とキリンホールディングス共催

2025年10月25日(土)、明治大学国際日本学部山脇ゼミは、キリンホールディングスとの共催によるまち歩きイベント「なかのクエスト～ともに歩く、共生のまち～」を開催します。このイベントは東京都中野区の後援を受けて進行され、地域の多文化共生の促進を目的としています。

イベントは「やさしい日本語」を使って行われ、日本人住民と外国人住民の交流を深める機会となります。参加者は、中野区にある新井薬師梅照院や薬師あいロード、中野ブロードウェイなどの名所を巡りながら、楽しく地域の魅力を再発見しましょう。

参加概要

イベントの詳細は以下の通りです。参加を希望される方は、指定の申込フォームからお申し込みください。日程は、14:30から17:00までの間、集合時間は14:15です。その後、17:30から19:00まで懇親会も行う予定です。懇親会は会費制となっていますので、参加される方は公式に詳細を確認してください。

多文化共生の重要性

昨年、中野区では日本人住民と外国人住民による特別な交流イベントも実施され、地域の共生意識が高まりました。中野区は外国人住民が多く、全体の約7％に当たる2万人近くが東京23区内に住んでいます。この背景から、地域社会の重要性が様々な形で明らかになっています。

特に、外国人住民が日本語を学ぶ上で「やさしい日本語」は非常に役立ちます。これは、母語が日本語でない人々が理解しやすいように設計された表現方法です。日本に居住する外国人の数は2024年末時点で約377万人に達する見込みで、その需要は年々増加しています。また、地域における共生のためには、特に言語のサポートが不可欠です。

交流の場を広げる

この「なかのクエスト」では、参加者が新たな人とのつながりを持つことができ、多様性を尊ぶ社会の実現に寄与することを目的としています。まち歩きを通じて感じられる地域の風景や文化は、これからの中野区の魅力を再確認する素晴らしい機会となることでしょう。

明治大学国際日本学部の取り組みは、地域社会に根付いた多文化共生を育む重要な試みとして注目を集めています。今年もまた、多くの方々が参加され、共生の精神を実感できることを願っています。