新たな京都みやげ「京都はん」の魅力
創業139年を誇る『便利堂』が、京都のアーティスト「tupera tupera」とのコラボレーションによって新たなみやげ物「京都はん」を発表しました。この商品は、2025年4月18日からの販売を予定しています。
「京都はん」は、京都の特徴的な20キャラクターを元にしたカードシリーズで、便利堂が誇る伝統技法「カラーコロタイプ」を用いて製作されています。カラーコロタイプは、明治時代に日本に導入された技法で、色を刷り重ねることで独特の風合いを持った作品が生まれます。この技法は、現在全世界で京都の2社のみが継承しており、特に便利堂は多色刷の技術を有しています。
「京都はん」という名称には、京都の言葉に敬意を表しながら、刷り重ねる「版」との掛け合わせが込められています。贈答物としてだけでなく、部屋に飾ったり、日常使いしたりと、様々な楽しみ方ができる商品です。
商品の詳細
「京都はん」は全20種類がリリースされ、各店舗でそれぞれ異なる1種を販売します。京都便利堂本店や京都市内の20店舗にて展開されるため、訪れるたびに新たなお気に入りが見つかる楽しさがあります。
各カードのサイズは直径18cmで、厚口のコロタイプ用紙が使用されています。価格は税込み1,320円で、手軽に購入できる京都のお土産としても人気が出そうです。
tupera tuperaの魅力
tupera tuperaは、亀山達矢さんと中川敦子さんによるアートユニットで、絵本やイラストレーションだけでなく、幅広いアートの分野で活躍中です。彼らの作り出すキャラクターは、柔らかいラインと独特の色使いで、多くのファンに愛されています。
また、tupera tuperaは「今までにない風合いのコロタイプ」を追求し、便利堂とのコラボによって新たなアート作品を生み出しました。彼らの個性的なキャラクターたちが、京都の歴史や文化と交わることで、より深みのある作品となっています。
発売お知らせとイベント情報
「京都はん」の発売にあわせて、京都蔦屋書店では特別なイベントが開催される予定です。全20はんが一堂に会するポップアップショップが2025年4月18日から6月30日までオープンし、さらに、tupera tuperaの二人によるサイン会やクロストークイベントも5月31日に実施予定です。この機会に、彼らの創作思想に触れるチャンスでもあります。
終わりに
「京都はん」は、ただの土産物ではなく、京都の文化を感じながら楽しむことができるアイテムです。伝統技法と現代のアートが融合したこの新商品の登場を、ぜひお見逃しなく。京都のお散歩ついでに、あなたのお気に入りの一枚を見つけてみてはいかがでしょうか?