インフラジスティックスの「App Builder」がアップグレード
UI/UX開発ツールを手がけるインフラジスティックス・ジャパン株式会社は、自社のローコードツール「App Builder」に新たに強化された生成AI機能を搭載し、プレビュー版として発表しました。これにより、特に業務システムの開発における画面設計の効率が飛躍的に向上します。
新機能の特徴
今回のプレビュー版において、主に3つの生成AI機能が強化されました。これらは
1.
AIビュー生成
2.
AIデータソース生成
3.
AIイメージ生成
の3つです。これらの機能は、開発にかかる時間を大幅に削減し、関係者間の認識の共有や合意形成も迅速に行えるようになります。
1. AIビュー生成
この機能では、テキストプロンプトを元にUIコンポーネントやビューレイアウトを自動で生成します。生成されたビューは「App Builder」上で簡単に編集することができ、必要に応じてコードも自動生成されます。具体的には、ReactやAngular、Web Components、Blazorといったフレームワークにも対応しています。
実際の利用画面では、ユーザーが予約システムを設計する際に、プロンプトを入力することで、自動的にUI部品が生成されます。例えば、「自動車整備ショップ向けアプリの予約画面をデザインしてください」と入力することで、適切なレイアウトが生成され、ユーザーはその後の編集をスムーズに行うことができます。
2. AIデータソース生成
この機能は、業務シナリオに基づいたテストデータを短時間で生成するものです。これにより、開発段階のプロトタイプから実運用を見据えたデータセットを迅速に整えることが可能です。ユーザーは、データで具体的なアプリ設計を行うことができるため、より実践的な利用が促進されます。
3. AIイメージ生成
アプリケーション内で使用する画像を自動生成するこの機能は、異なるプラットフォームで素材を調達する手間を大幅に削減します。ユーザーがプロンプトを入力することで、アプリに必要な画像が即座に作成され、迅速な開発をサポートします。
データ保護とプライバシー
インフラジスティックスは、エンタープライズ利用を想定してデータ保護を最優先しています。ユーザーからのプロンプトや出力情報は保存されず、プライバシーを守る仕組みが整っています。また、情報は外部とも共有されず、データはOpenAIの改善にも使用されません。
利用方法と提供開始時期
「App Builder AI」は現在プレビュー版として利用可能です。製品ライセンスを持つすべてのユーザーがアクセスできるため、興味のある方はぜひ試してみてください。詳しい操作方法や機能については、公式サイトで確認できます。
利用が開始される時期や価格についての詳細もサイトに掲載されています。
インフラジスティックスについて
インフラジスティックス・ジャパン株式会社は、2006年に設立された日本法人で、6000社以上にサービスを提供しています。企業向けのUI/UX開発支援ツールを展開し、業務効率の向上を図っています。
公式サイトは、
こちらからご覧いただけます。
お問い合わせ先
インフラジスティックス・ジャパン株式会社マーケティング部
電子メール:
[email protected]
電話: 050-1745-6258