軟式野球交流大会、暑さ対策強化
2024-06-28 19:38:29

全国スポーツ少年団軟式野球交流大会、暑熱対策を強化し開催へ - 子どもたちの健康と安全を最優先に

熱中症対策を強化し、子どもたちの安全確保に万全を期す - 第46回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会



近年、スポーツ活動中の熱中症事故が深刻化していることを受け、公益財団法人日本スポーツ協会(JSPO)は、令和6年8月に鳥取県で開催される「第46回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会」において、暑熱対策を強化すると発表しました。

大会では、子どもたちの健康と安全を最優先に、以下の対策が実施されます。

1. 試合時間帯の分散

  • - 試合は、日中の気温が高い時間帯を避け、午前と夕方の2部制で実施されます。
  • - 午前の部は8時30分から10時15分、夕方の部は16時から17時45分です。

2. WBGT指数に基づく試合中止

  • - 各競技会場において、試合開始前と各イニングの開始前にWBGT指数を測定し、31℃以上となった場合は試合を開始しません。
  • - WBGT指数は、気温、湿度、輻射熱を考慮した指標であり、熱中症のリスクを評価する上で重要な指標となります。

3. 熱中症特別警戒アラート発表時の試合中止

  • - 試合日前日に「熱中症特別警戒アラート」が発表された場合は、翌日に予定されている全試合が中止となります。

これらの対策に加え、大会関係者には、熱中症予防に関する研修が実施され、参加者全員が熱中症予防の重要性を理解した上で大会に臨むことが求められます。

JSPOは、今後も、スポーツ活動中の安全確保に向けた取り組みを継続していくとしています。

大会概要

  • - 大会名称:第46回全国スポーツ少年団軟式野球交流大会
  • - 主催:(公財)日本スポーツ協会日本スポーツ少年団、(公財)全日本軟式野球連盟、(公財)鳥取県スポーツ協会鳥取県スポーツ少年団、鳥取県軟式野球連盟
  • - 開催地:鳥取県(米子市、境港市、伯耆町)
  • - 期間:令和6年8月1日(木)~4日(日)
  • - 参加者:令和6年4月1日現在、小学校4・5・6年生のスポーツ少年団団員および指導者

JSPOは、スポーツを「する」「みる」「ささえる」ための環境づくりを推進しており、今後もスポーツ活動における安全確保に積極的に取り組んでいく方針です。


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