新たな販売契約の締結
株式会社ファインデックスは、7月1日付けでキヤノンメドテックサプライ株式会社との視線分析型視野計「GAP-screener」に関する販売契約を締結しました。この新たな連携は、全国の医療関連施設への導入を加速させることを目的としており、患者の健康に寄与する重要な一歩です。
GAP-screenerの紹介
「GAP-screener」は、健康診断時に利用できる、暗室不要の他覚的視野検査装置です。その特徴は、ヘッドマウントディスプレイを搭載していることで、持ち運びが非常に容易にでき、場所を選ばずに検査が行える点にあります。車椅子に座ったままでも利用が可能なため、より多くの人々に視野検査を提供することができます。製品の詳細は公式サイトで確認できます。
キヤノンメドテックサプライの役割
キヤノンメドテックサプライは、眼科や健診分野での実績が豊富です。医療機器やソリューションを数多くの医療機関や販売会社に提供しており、その広範な販売ネットワークを活用して、多くの医療施設に「GAP-screener」を導入することが期待されます。この取り組みは、潜在的な緑内障患者の早期発見に寄与し、視野疾患に関する啓蒙活動を進める効果もあるとされています。
潜在的な健康リスクへの対応
緑内障は、視神経の障害により視野が徐々に狭くなる進行性の病気で、国内では40歳以上の約20人に1人がこの病気を抱えているとされています。しかし、初期段階では自覚症状が少ないため、発見が難しいのが実情です。そのため、視野検査の普及は非常に重要です。「GAP-screener」の導入により、より多くの人々が視野検査を受ける機会を得られることが期待されています。
今後の展望
ファインデックスは、今後もキヤノンメドテックサプライと連携し、国内における視野検査の普及を通じて人々の健康をサポートすることを目指します。また、ゴーグル型の特性を活かして、新しい検査手法の開発にも取り組んでいく予定です。これにより、医療や健診の分野での幅広い利用が期待されます。
企業情報
株式会社ファインデックス
- - 所在地: 東京都千代田区大手町1丁目7-2 東京サンケイビル26F
- - 事業内容: 医療システムのソリューション、新たな視野計の開発・販売
キヤノンメドテックサプライ株式会社
- - 所在地: 神奈川県川崎市中原区今井上町9番1号
- - 事業内容: 医療機器関連製品の販売
今後の視野検査の進化とともに、私たちの健康を守る新しいアイデアや製品が登場することを期待しています。