韓国SaaS企業がJapan IT Weekに出展!
2025年10月22日(水)から24日(金)にかけて、千葉県の幕張メッセで開催される「Japan IT Week Autumn 2025」に、韓国を代表する9社のSaaS企業が出展することが決定しました。本イベントでは、彼らの先端技術と革新的なソリューションが披露され、日韓IT産業の協力と発展の新たな舞台が提供されます。
KOREA NIPA Pavilionとは?
今回の出展を通じて、韓国科学技術情報通信部(MSIT)が主催し、情報通信産業振興院(NIPA)が主管するKOREA NIPA Pavilionが注目を集めます。これは、韓国の先進的なソフトウェア企業と、特に日本のビジネスパートナーを結びつける重要なハブとなるでしょう。
この共同館には、エンタープライズ向けに特化した高品質なソリューションが揃い、日本市場の多様なニーズに応えるためのビジネス機会を提供します。9社の企業は、各々が持つ強みを駆使し、効率的かつ価値ある商談を実現する計画です。
日本市場の魅力:
日本ではSaaS市場が急速に拡大しており、富士キメラ総研によると、2023年の市場規模は約1.4兆円で、2027年には約2兆円に達すると予想されています。この成長を支える要因は、製造業、金融業、小売業など、さまざまな分野で進むデジタル変革(DX)です。
韓国の企業は、その技術と実績をもとに、商談の場での成功を狙います。実績ある高品質なSaaSを利用できる機会や、日本市場向けに特化した共同開発体制を新たに築くチャンスが目白押しです。
出展企業の紹介
出展する9社は以下の通りです:
- - Digitalog Technologies Inc. : マーケティング業務全体を自動化する統合クラウドプラットフォーム「IMP」を提供。
- - Opensurvey Inc. : AI自動化によって調査コストを最大70%削減するB2BリサーチSaaSを展開。
- - Plateer Inc. : 生成AIを駆使したチャットボットを通じ、顧客体験と売上転換率を向上。
- - Newin Inc. : 学習とナレッジマネジメントを行う「Touchclass」というモバイルプラットフォーム。
- - Polaris Office Corp. : グローバル対応の統合オフィススイートを提供。
- - Law&Company Co., Ltd. : 韓国初の生成AIリーガルアシスタント「SuperLawyer」。
- - F1Security Inc. : AIとクラウド技術を取り入れた統合Webセキュリティサービス「UWSS」。
- - STCLab Inc. : 大規模な同時アクセス制御とボット攻撃を遮断するソリューション「NetFUNNEL」。
- - WINSTECHNET Co., Ltd. : 統合セキュリティ管理ソリューション「SNIPER TMS-Plus SECaaS」。
出展概要と今後のスケジュール
出展の詳細は、以下の通りです:
- - 日程 : 2025年10月22日(水)〜24日(金)
- - 会場 : 幕張メッセ「Japan IT Week 秋 2025」内 NIPAパビリオン(ブース番号:A4-28)
特別イベントとして、10月22日には企業ピッチやセミナーが行われる予定で、事前登録を通じて政府関係者や投資家との交流の場も設けられます。
昨年と今年の支援プログラムにより、多くの商談や契約を創出し、Korea NIPA Pavilionは確固たる実績を築いています。今後も日韓両国のIT産業のパートナーシップが進展することを期待しています。