世代別の購買傾向
2026-05-07 13:38:14

若年層と中高年層の異なるソーシャルプロダクツの購買傾向を探る

若年層と中高年層でのソーシャルプロダクツの購買傾向



概要


一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会(APSP)は、株式会社SoooooS.カンパニーと共同で、生活者の社会的意識や行動を明らかにするためのアンケート調査を実施しました。この調査は2012年から続いており、2025年の結果が今回公開されました。調査によると、世代ごとに購買傾向や意識に明確な違いがあることが明らかになっています。

調査結果の要点


調査結果によれば、全体の約3割がソーシャルプロダクツを購入しており、5割以上が今後の購入を希望しています。若年層と中高年層では、購入理由や消費スタイルに違いがあります。若年層は「コト消費」を重視し、中高年層は「モノ消費」に重きを置く傾向があります。具体的には、若年層は環境配慮や社会貢献に重きを置き、中高年層は日常生活の中での「プチ貢献」を意識している様子が見受けられます。

ソーシャルプロダクツの定義


ソーシャルプロダクツとは、社会的課題の解決に貢献する商品やサービスのことを指します。これにはフェアトレードやオーガニック商品、環境に配慮した商品、復興支援商品などが含まれ、SDGs(持続可能な開発目標)の達成にも寄与します。

購入状況の分析


調査によると、2025年の時点でソーシャルプロダクツを「現在購入している」と回答した人は32.7%であり、その中でもエコ商品が21.8%とトップの評価を受けています。また将来的に購入したいと考えている人は52.5%に達し、復興支援商品が人気となっています。このデータから、実際の購入行動には意識のギャップが存在するとの指摘もあり、特に若年層は社会問題への関与を強く求めていることがわかります。

年代別の傾向


2025年のデータにおいては、ソーシャルプロダクツ7ジャンルのうち、特にフェアトレード商品やオーガニック商品、寄付付き商品、地域や伝統に根ざした商品で20代・30代が高い割合を示しています。一方で、58歳以上の中高年層もソーシャルプロダクツを購入していることが確認され、同世代の購入者数は多くなる傾向にあります。このことは、特定のカテゴリーにおいては、若年層と中高年層で異なる消費行動が見られることを示唆しています。

購買理由の違い


購入理由を年代別に見ると、若年層は「責任ある消費意識」を持ち、自らの選択を通じて社会に貢献しようとする傾向が強いことが浮き彫りになりました。特に「社会的課題を解決したい」という意識が高く、「自分らしさの表現」「周囲からの影響」といった要因が背景にあります。一方、中高年層は気軽に参加できる社会貢献としての側面が強調され、「プチ貢献」を意識した商品選びがされていることが明らかになっています。

購買意欲の喚起


ソーシャルプロダクツの購入において重要なのは、消費者がどのような社会的な取り組みに惹かれるかです。若年層は自分が関わりやすい問題や、共感を持てる取り組みへの意欲が高いのに対し、中高年層は実際のコストや商品価格への影響を気にする傾向が見られます。このため、若年層には参加型の取り組みが、逆に中高年層にはコストを抑えた形での社会貢献コミュニケーションが求められます。

まとめ


今回の調査により、ソーシャルプロダクツ購入の意識が世代によって異なることが鮮明になりました。今後、各世代の消費者がどのようにこれらのプロダクツにアプローチするかを考慮することで、企業側はより効果的なアプローチが可能となるでしょう。加えて、ソーシャルプロダクツ・アワードのような取り組みを通じて、より多くの消費者にとって魅力的な商品が選ばれ、持続可能な社会の実現に寄与することが期待されます。


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会社情報

会社名
一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会
住所
東京都中央区銀座5-12-5白鶴ビルディング3階
電話番号
03-3248-5755

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