日本金属の新技術
2025-04-24 08:49:13

日本金属が新たな圧延技術を発表!メタルジャパン展示会で革新を紹介

日本金属が進化を遂げる「メタルジャパン高機能金属展」に出展



日本金属株式会社は、2025年5月14日から16日までの期間に開催される「第12回メタルジャパン高機能金属展(大阪展)」に出展することを発表しました。展示会場はインテックス大阪で、同社の高機能マグネシウム合金圧延材、ステンレス鋼帯、極薄電磁鋼帯、加工品製品など、多彩な製品を一堂に展示します。

出展内容の詳細



1. マグネシウム合金



日本金属が開発した新しいZA系マグネシウム合金圧延材は、室温成形性と高い熱伝導率を兼ね備えています。この合金は、リチウムイオン電池の代替として期待されるマグネシウム合金二次電池向けの銅添加合金や、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)との組み合わせによるマルチ・ハイブリッド素材など、様々な強化素材の試作例が展示されます。

2. ステンレス鋼帯



同社のステンレス鋼帯は、板厚0.1mm未満の高精度、大幅な広幅、大単重を特長とし、意匠性にも優れた仕上げを施しています。メタリック感のある黒色や高光沢、マット調の表面仕上げが施されており、デザインでの新しい可能性を提案します。

3. 加工品製品



オリジナルの加工技術を駆使した「ファインパイプ」や冷間異形圧延製品「ファイン・プロファイル」を提供。これらの製品は異形圧延技術により、高品質でコストパフォーマンスにも優れています。

4. 極薄電磁鋼帯



モーターの小型化に対応する極薄無方向性電磁鋼帯「STseries」は、高回転化・高効率化を実現しており、日本金属が培った圧延技術によって板厚0.1mm未満の製品が市場に供給されています。

環境配慮とカーボンニュートラル



展示される製品群の多くは、工程省略やエネルギー削減を通じて環境への負荷を軽減することが可能です。特に、これらの製品は日本金属が独自に認証した環境配慮製品「エコプロダクト」にも該当しています。会社は2050年までにカーボンニュートラルを実現するため、エコプロダクトの拡販を通じて持続可能な未来への貢献を目指しています。

展示会の詳細情報



「第12回メタルジャパン高機能金属展」では、金属材料の製造と加工の最前線が集結します。入場料は無料ですが、事前登録が必要となりますので、ぜひ日本金属のブースにもお立ち寄りください。

  • - 会場: インテックス大阪2号館
  • - 住所: 大阪市住之江区南港北1-5-102
  • - アクセス: 「大阪(梅田)駅」から直通バスで約35分、地下鉄「コスモスクエア駅」から循環バスで約5分
  • - 来場登録: 登録ページリンク

未来を見据えた開発



日本金属は第11次経営計画「NIPPON KINZOKU 2030」に基づき、人と地球に優しい新たな価値を共創する企業を目指し、多種多様な素材を圧延・複合成形していく方針です。また、2025年4月には新たに「プロダクションプロセス・サポート部」を設立し、試作や委託加工を行うサポートを開始します。

今後の動向にも注目が集まります。興味のある方は、ぜひ記載のリンクからホームページを訪問し、詳細情報を確認してください。


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会社情報

会社名
日本金属株式会社
住所
東京都港区芝5丁目29番11号G-BASE田町10・11階
電話番号
03-5765-8111

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