東京で開催された「IDOL RADIO LIVE IN TOKYO」盛況の裏に隠されたアーティストたちの情熱

「IDOL RADIO LIVE IN TOKYO 〜Shining Moments〜」盛況の記録

2024年9月28日、東京ガーデンシアターで「IDOL RADIO LIVE IN TOKYO 〜Shining Moments〜」が行われ、昼夜を通じて多くのファンで賑わいました。このイベントは、韓国のMBCが主催するK-POP専門のラジオ番組『IDOL RADIO』が企画したもので、日本と韓国で5回目の開催となります。

今回は、知英（KARA）がMCを務め、韓国からはSUPER JUNIORのYESUNGやSHINeeのONEW、MAMAMOOのMoon Byul、日本からはOCTPATHやBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEといった人気アーティストが参加しました。昼公演には新進気鋭のバーチャルガールズグループMAVE:も登場し、リアルな映像パフォーマンスで会場を盛り上げました。

YESUNGとONEWが魅せた特別なパフォーマンス

昼公演のクライマックスを飾ったのは、YESUNG（SUPER JUNIOR）。日本のファンとの久しぶりの再会を喜び、「昼と夜で異なる曲や衣装を用意しました」と意気込みを語ります。彼は、「いま会いにゆきます～If You～」や「Because I Love You ～大切な絆～」など、秋を感じさせるバラードで会場を癒しました。また、夜公演ではONEW（SHINee）が新曲「魅力 (beat drum)」を日本初披露し、ファンとの熱い掛け合いを楽しみました。

独自の魅力を放つアーティストたち

Moon Byul（MAMAMOO）は、自身の最新曲や人気楽曲を盛り込み、ダンスパフォーマンスでファンを魅了。彼女は先輩たちとの共演を心から楽しみ、「今日は先輩がたくさんいるので嬉しい」と述べました。さらに、OCTPATHとBALLISTIK BOYZはそれぞれ、K-POPをテーマにしたパフォーマンスで会場を盛り上げ、コラボレーションも実現しました。

ファンとの心温まる交流

日本からの若手アーティスト福本大晴も参加し、初合同イベントにてファンとの温かいやり取りを大切にしました。「アイドルやってます！福本大晴です！」と元気よく自己紹介し、観客とのコール&レスポンスに挑戦。会場は彼のアイドルとしての魅力で盛り上がりました。

夜公演では、BALLISTIK BOYZとMoon Byulのコラボパフォーマンスが話題に。MAMAMOOの名曲「Sleep Talk」を日本語でカバーし、質の高いハーモニーを披露しました。このように、各アーティストが持ち味を活かしながら、新たな魅力を引き出すステージとなりました。

スペシャルトークと世代を超えた交流

パフォーマンスだけでなく、イベントにはスペシャルトークも設けられ、YESUNGやONEW、Moon Byulらが集まって楽しいトークセッションを繰り広げました。昔のK-POPの裏話や、彼らがキャリアの中で経験した様々なことを語る中で、笑いと感動が生まれる瞬間が何度もありました。

今回の「IDOL RADIO LIVE IN TOKYO 〜Shining Moments〜」は、多世代のアーティストたちが共演し、ファンとの絆を深める貴重な機会となりました。K-POPの持つ歴史深い魅力と文化を体験できる場であり、このイベントがさらなる文化交流の一助となることを期待しています。私たちは、引き続き彼らの新たな活動を楽しみに待ちましょう。

（取材・文／坂本ゆかり）