株式会社モニタラップが、Googleが運営する悪性URL検知サービス「ウィルストータル」に自社の悪性URL分析エンジンを提供することが決定しました。この取り組みは、グローバルな脅威分析を担うウィルストータルにおいて、モニタラップの技術が評価された結果です。
ウィルストータルは、世界中の100を超えるウイルス対策サービスを一度の検索で利用し、URLやファイルの安全性を査定する便利なプラットフォームです。モニタラップは、自社開発のAI活用型脅威分析プラットフォーム「AICC」の一部として、悪性URLの検出に特化したMUD(Malicious URL Detection)エンジンを活用し、これまでに2億件以上のURLを分析し、1千万件以上の悪性URL情報を蓄積しています。
この新たな協力関係により、モニタラップは自身の分析技術とウィルストータルの膨大なデータを組み合わせ、より高い精度でサイバーセキュリティの脅威に対処できるようになります。代表取締役のイ・クァンフ氏は、「ウィルストータルとの提携を契機に、私たちはセキュリティ脅威に迅速に対応するインフラを整備していきたい」と意気込みを語りました。
さらに、モニタラップは自身のクラウドセキュリティサービス「セキュア・インターネット・アクセス」やアプライアンスソリューション「AISWG」を通じて、顧客により優れたセキュリティ対策を提供し続ける考えです。
モニタラップが提供する「AIONCLOUD」には、様々なセキュリティ関連サービスが用意されています。これらのサービスは、特に以下のような企業や組織に向けられています。
- - サイバーセキュリティのコストを抑えたいと考える企業
- - リモートワークを始めている、または導入を検討している企業
- - 大手や中小企業のITセキュリティ担当者
- - ウェブサイトを運営している企業の経営者
- - サイバー攻撃に脅威を感じている方々
モニタラップは、オンラインセミナーも開催する予定で、テーマは「コロナ時代のWebセキュリティ対策」です。このセミナーでは、最近のサイバー攻撃事例の共有や、AIONCLOUDのサービスの紹介が行われる予定です。また、パートナシップ制度についても詳しい説明が行われるため、興味のある方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
今回の提携によって、モニタラップは自社の技術をより広く展開し、サイバーセキュリティ分野での影響をさらに強化すると期待されています。これを機に、より安全なインターネット環境が築かれることを願います。