社労士業務の革命！「社労夢」と「Chatwork」の連携最前線

社労士業務の革命が始まる

社会保険労務士（社労士）向けの業務支援システムとして長年利用されてきた「社労夢」と、日本最大級のビジネスチャット「Chatwork」のAPI連携が、2025年12月3日に本格的にリリースされました。これにより、社労士事務所の業務効率化や顧客サービスの向上が期待され、業界内で大きな注目を集めています。

1. 社労士業務支援の最前線

株式会社エムケイシステムが開発した「社労夢」は、社会保険及び労働保険に関する業務を支援するために20年以上にわたり全国2,400を超える社労士事務所に支持されてきました。このシステムは、現行の業務フローに革新をもたらすことを目的とし、特にデジタルトランスフォーメーション（DX）を意識した機能が多く取り入れられています。最近では、電子申請の普及に伴い、多くの社労士事務所で申請後の通知や公文書の配布が手作業で行われるなど、効率化が求められる状況が続いていました。

2. 自動化による業務効率化

「社労夢」と「Chatwork」の連携により、煩雑な業務が大幅に効率化されると期待されています。以下は主な機能概要です：

機能概要

- 給与明細などの顧客納品機能：給与計算の後にデータをPDF形式でChatworkに送信することで、機密データを簡単かつ安全に共有できます。
- 電子申請後の通知：電子申請によって取得した公文書のzipファイルをChatworkで直接送信できます。
- 手続きと進捗の自動通知：顧問先からの依頼や手続きがあった際、自動的に社労士事務所側にリマインドされる仕組みが導入されています。特に、ネットde就業との連携によって、従業員の休暇申請や承認通知がスムーズに行われるようになります。
- 提出期限リマインド：手続きの提出期限が迫ると、自動的にリマインド通知が送られ、対応の漏れを防ぎます。

3. 今後の展開

この連携は始まりに過ぎません。エムケイシステムは、今後AIエージェントの導入やBPaaS（Business Process as a Service）を活用した統合的なDX推進を視野に入れています。この取り組みを通じて、社労士事務所や顧客企業のさらなる業務効率化と生産性向上を目指していくとしています。

4. 株式会社kubellについて

連携のパートナーである株式会社kubellは、「働くをもっと楽しく、創造的に」という理念のもと、ビジネスチャット「Chatwork」を運営しています。彼らは、社外ユーザーとも迅速につながることができるプラットフォームを提供し、バックオフィス業務のアウトソーシングをはじめとする多彩なサービスを展開しています。