江戸まくらプロジェクト
2025-04-15 07:48:19

歴史の眠りを再現『江戸まくら』プロジェクト始動!富士ベッド工業の挑戦とは

江戸まくらプロジェクト始動!



創業68年を誇る老舗寝具メーカー、富士ベッド工業株式会社が "江戸まくら" プロジェクトを発表しました。江戸時代に使用されていた枕のレプリカを生産するというこの挑戦に、多くの注目が集まっています。さまざまな歴史的なまくらを所有する同社が、古の眠りのスタイルを現代に伝えようとする熱意が感じられます。

江戸時代の枕について


江戸時代に「寿命三寸、楽四寸」という言い回しがありました。これは、高さが約12cmの枕(4寸)は髷(まげ)を崩さず楽だが、長生きしたければ9cm程度(3寸)の枕を使用する方が良いという意味です。昔の人々も身だしなみに気を使っていたことがうかがえます。

まくらの種類とその特徴


今回のプロジェクトで生産予定の枕は「箱まくら」です。一般的な平底のタイプと、底面が緩やかなカーブを持つ船底まくらの2種類があります。後者は寝返りが楽になるように設計されています。また、平底タイプには引き出し付きのものもあり、「大切なものは枕元に」という言い習わしが感じられる工夫があります。

箱まくらの種類
図1: 箱まくらの種類

江戸時代の箱まくらには、装飾が美しいものもあり、婚礼の際の贈り物としても人気だったようです。その魅力溢れるデザインは、現代のインテリアにもマッチすることでしょう。

枕博物館の紹介


富士ベッド工業の公式サイトに併設されている 『枕博物館』をご存知でしょうか?古代から現代に至るまでの様々な枕が展示されており、実物を手に取ることができる貴重な体験ができます。博物館では簡単な説明や使用方法を確認することができ、興味深い展示が待っています。ご来館いただければ、実際の枕を見たり触れたりして、その歴史を感じ取ることができます。

枕博物館
図2: 枕博物館

新商品のお知らせ


さらに、この夏の必需品として、接触冷感まくら “Lupo” も4月から販売開始されました。触れた瞬間に冷たさを感じるジェルシートと、微細なパウダービーズの組み合わせにより、どんな頭の形にもフィットする設計です。また、横寝をする際には耳をサポートするイヤーホール構造も取り入れられており、安定した眠りを提供します。

痛みや不快感を和らげるための製品に力を入れる富士ベッド工業株式会社は、オーダーメイド枕なども取り扱っており、多様なニーズに応えています。多彩な商品ラインアップは、個人のライフスタイルに合わせた快適な眠りをサポートします。

会社概要


  • - 創業: 1957年2月1日
  • - 設立: 1964年3月21日
  • - 代表者: 小野弘幸
  • - 所在地: 東京都大田区北千束2丁目17番10号
  • - 事業内容: 寝具、寝装品の企画・開発・製造・販売
  • - 資本金: 25,000千円

公式サイトやSNSを通じて、最新の商品や情報をチェックしてみてください。歴史あるまくら製作の現場をぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
富士ベッド工業株式会社
住所
大田区北千束2-17-10
電話番号
03-3726-1541

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