日本の映像業界を変える「リスペクト・トレーニング」
秋の訪れと共に、映像業界に新たな風を吹き込むイベントが開催されます。それは、Netflixと特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)の共催による「リスペクト・トレーニング」です。このトレーニングは、業界での労働環境の改善を目指す重要な取り組みの一環となっており、今年も多くの参加者が期待されています。
1. リスペクト・トレーニングとは?
リスペクト・トレーニングは、Netflixが開発したワークショップ形式のプログラムで、制作に携わる全ての人が「リスペクト」を共有することを目的としています。この取り組みは、参加者が安心してクリエイティブな仕事に集中できる環境を作り出す「心理的安全性」の確保にも寄与します。
参加者は、実際の制作現場での経験を基にしたディスカッションやワークショップを経て、相互にリスペクトを持って接するための「思考の筋力」を鍛えます。これによって、職場内でのコミュニケーションが円滑になり、結果として作品のクオリティ向上にも繋がるのです。
2. 参加資格と詳細情報
このトレーニングは、映像業界に従事していて、これまでにリスペクト・トレーニングを受講したことがない方が対象です。参加は無料で、定員は各回40名まで。トレーニングは10月15日と22日の2日間にわたって行われ、同内容が各4回実施されます。参加希望者は、事前に申し込みが必要で、定員に達し次第締切となりますのでご注意ください。
3. トレーニングの講師について
トレーニングを担当するのは、田中秀憲氏(ピースマインド株式会社)、公認心理師であり、産業カウンセラーでもあります。彼は、リスペクト・トレーニングの立ち上げから関わっており、その専門知識を活かして業界全体に幅広く影響を与えています。心理学の視点から、ストレスマネジメントやハラスメント防止など、トレーニングに必要な多ジャンルの知識を持つ講師です。
4. 参加の意義
映像業界は、クリエイティブなプロセスだけでなく、労働環境の改善も重要視されています。リスペクト・トレーニングは、その第一歩として、多くのプロフェッショナルが参加し、自らの職場環境を見直す機会を提供します。さらに、受講後には「Respect trainingバッジ」が贈られるため、参加者のモチベーションを高め、業界全体としての意識改革に繋がることが期待されます。
5. 参加申し込み
「リスペクト・トレーニング」に参加を希望する方は、VIPOの公式ウェブサイトから申し込みができます。参加無料で、自身のキャリアやスキルをさらに向上させる絶好のチャンスです。特に、映像業界の方々にとっては、重要な出会いや学びの場となることでしょう。
トレーニングの参加お申込は
こちら。
お問い合わせ
詳細な情報やお問い合わせは、VIPOセミナー事務局まで。件名に「リスペクト・トレーニング」と記入してください。