ミャンマーに誕生した新たな学び舎
ミャンマーのアウンラン村に、全額個人寄付による新しい小学校が本年7月7日に開校します。日本とミャンマー、両国の未来を担う子供たちにとって、これは大きな一歩です。この取り組みの背後には、数年にわたる熱意と情熱がありました。
開校に至る経緯
このプロジェクトの始まりは、2013年に遡ります。自らが務める物流コンサルティング会社の代表が、世界の物流拠点として注目されるミャンマーを訪れた際、現地のボランティアが運営する青空教室に参加したのがきっかけでした。そこでの日本語教育の必要性と、子供たちの真剣に学ぼうとする姿勢に心を打たれました。
特に、ミャンマーの小学校における就学率は86.4%にとどまる中で、「学びたいのに学べない」現状を知り、何かしらの支援が必要だと強く感じるようになりました。日本語を教えることの大切さを実感し、年に一度の訪問で日本語教室を開催することで、現地の方々とのつながりが深まりました。
小学校の建設と開校
2019年初旬に現地のボランティア仲間と出会い、教育インフラの不足に直面しました。そこで、校舎建設に対する支援が必要だという声を受け、個人で資金を全額寄付する決断を下しました。この行動により、民設の公立小学校を建設するプロジェクトが始動しました。
アウンラン村に新たな校舎が完成し、40人の小学生を受け入れる予定です。これにより、教育の機会を必要としている地域の子供たちに、より良い学びの場を提供できることが目指されています。
学校の現状と改築計画
現在、アウンラン村では公立小学校がなく、地元の方たちが空き家を利用して教育を行っています。この厳しい現状を打破するため、新校舎の建設が急務となっています。依然として教育資源が限られた地域における新しい挑戦を支える意味でも、この小学校の存在意義は非常に大きいといえるでしょう。
開校式と今後の展望
開校日は2019年7月7日(金)。代表者は7月5日から9日までミャンマーを訪れ、開校式に参加する予定です。今後は、コンサルティング業務を続けながら、ミャンマーでの日本語教室を継続的に開催し、さらなる学校開校の可能性も視野に入れています。
この学校の開設が成功することは、単なる教育の枠を超え、多くの子供たちの未来を育てる可能性を秘めています。教育の場を充実させることで、ミャンマーと日本の架け橋を築き、子供たちに明るい未来を提供したいという熱い思いが込められています。
メディアの皆様へ
本プロジェクトに関する取材や記事掲載を希望されるメディアの皆様には、ぜひ下記の問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。
会社名:Lithe株式会社
サービスサイト:
Lithe株式会社
本社:〒110-0005 東京都台東区上野2-12-18 池之端ヒロハイツ2階
代表者:三井 雅史(みい まさふみ)
問い合わせ先:
[email protected]
この新たな学校が、未来の希望を育む場となることを心より願っています。