コザ運動公園新施設誕生
2023-08-07 21:07:26

沖縄市コザ運動公園Park-PFI事業始動!150室の滞在型ホテルも誕生

沖縄市コザ運動公園に新たなスポーツと観光の拠点誕生!Park-PFI事業始動



2023年8月1日、沖縄市のコザ運動公園において、県内初の公募設置管理制度(Park-PFI事業)による大規模な公園整備事業が本格始動しました。この事業は、民間企業6社によるコンソーシアムが沖縄市と連携して推進するもので、スポーツ関連施設の充実と観光客誘致を目的としています。

多様な企業が連携した複合施設



事業には、運営管理を担う株式会社すこやかホールディングスをはじめ、設計・施工、ホテル運営、公園維持管理など、多様な分野の企業が参画。それぞれの専門性を活かし、一体となってこのプロジェクトを推進しています。

特に注目すべきは、150室を擁する滞在型ホテル「レフ沖縄アリーナ by ベッセルホテルズ」の開業です。沖縄の文化や自然をテーマにした洗練されたデザインと、アーティストコラボレーションによる客室など、魅力的な空間を提供することで、観光客の滞在促進に大きく貢献すると期待されています。

また、地元住民や観光客の利便性を高めるため、ファミリーマートコザ運動公園店もオープン。琉球ゴールデンキングスのオフィシャルグッズも販売され、スポーツファンの集まる場所としても機能します。

地域活性化への期待



コザ運動公園は、すでに1万人規模の収容人数を誇る「沖縄アリーナ」を擁しており、2023年にはバスケットボールの世界大会「FIBA Basketball World Cup」も開催されるなど、スポーツを通じた地域活性化のポテンシャルを秘めています。

本事業は、沖縄アリーナと一体となった新たな観光拠点として、沖縄市の魅力を国内外に発信する役割を担うと期待されています。滞在型ホテルの開業により、スポーツイベントだけでなく、観光客の滞在期間が延伸され、地域経済への波及効果も期待できます。

公園全体の整備と魅力向上



本事業では、ホテルやコンビニの建設だけでなく、公園全体の整備にも力を入れています。サッカー場跡地には、緑豊かな憩いの広場「アシャギテラス」が整備され、琉球石灰岩やヤシ科の植物を用いた沖縄らしい景観が創出されました。

また、326台収容可能な駐車場は、単なる駐車スペースにとどまらず、ドライブインシアターやイベント開催など、多目的に利用できる空間として活用される予定です。

関係者による連携と今後の展望



オープニングセレモニーには、沖縄市長をはじめ、関係各所から多くの来賓が出席し、事業への期待の高さが示されました。市長からは、FIBA Basketball World Cup開催を控え、本事業が沖縄市の魅力発信に大きく貢献することを期待するとの激励の言葉がありました。

今後は、スポーツ関連団体や地域住民との連携を強化し、イベント企画や交通アクセス改善など、ハード・ソフト両面からの取り組みを通して、公園全体の利用促進と地域活性化を推進していく計画です。

株式会社すこやかホールディングスは、「創造と奉仕」の経営理念のもと、地域社会への貢献を継続していくことを表明しています。このPark-PFI事業は、官民一体となった地域活性化の成功事例として、今後の沖縄市の発展に大きく貢献するものと期待されています。

会社情報

会社名
株式会社すこやかホールディングス
住所
沖縄県沖縄市登川448番地1すこやかホールディングスビル 5階
電話番号
098-921-0090

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