地域の力を活かした協働型災害訓練2025のご案内
2025年2月7日と8日、埼玉県の杉戸町にて第12回協働型災害訓練が実施されます。この訓練は、「自主防災×地域のチカラ」と題し、地域住民と学生が協力しながら防災に取り組むことを目指しています。今回は、特にゲーミフィケーションの視点で新しい防災方法を探ります。
災害対策の重要性
1970年代にアメリカで開発されたICS(Incident Command System)は、大規模災害に迅速かつ効果的に対応するための指揮命令系統の一元化を目的としたものです。このシステムを学ぶことにより、災害時にどのような役割を果たすことができるのかを理解でき、多くの人が集まっても効果的に対処が可能となります。
共同体とのつながり
今回の訓練では、立正大学の後藤真太郎教授と大澤サユリ講師が講師を務められます。彼らは、地域社会における協働防災の重要性や、効果的な支援体制を構築するための方法について語ります。特に、周辺自治体の自主防災組織と連携を深めることで、より効率的な支援を実現するための戦略を考えていく予定です。
訓練の内容
訓練は、実践的な内容だけでなく、座学があわせて行われ、災害時の指揮系統や管理手法についても学びます。参加者は、地域防災に興味がある方々や、自主防災にかかわる方々、ICSを学びたい方々を対象としています。特に、首都圏近郊の災害時後方支援を行う自治体の職員は積極的に参加してください。
参加方法
参加希望者は、事前の申し込みが必要です。会場参加は100名、Zoom参加は200名まで受け付けています。会場参加の費用は3,000円(税込)で、2日間のチケットは5,000円(税込)、オンライン参加のチケットは4,800円(税込)となります。興味のある方は、Peatixの特設ページから申し込みを行ってください。
講師紹介
後藤真太郎教授は、岐阜県出身で地域環境問題に関する数々の研究を行ってきました。特に、1997年のナホトカ号重油流出事故における生態系被害調査は、災害対応の重要性を訴えるきっかけとなりました。2014年より協働型災害訓練を主導し、埼玉県内外で防災の意識を高めています。
最後に
この機会に防災の知識を深め、地域とともにより良い支援体制を構築するため、ぜひご参加ください。詳細については公式ウェブサイトを訪れてください。