カーボンニュートラルへの道
2025-02-28 14:33:38

飯島町が目指す2050年カーボンニュートラルとひかり味噌の協力関係

飯島町が目指す2050年カーボンニュートラルとひかり味噌の協力関係



長野県上伊那郡飯島町は、2050年までに二酸化炭素(CO₂)排出量の実質ゼロを目指す「飯島町カーボンニュートラル宣言」を2010年に発表しました。これにともない、熱心な取り組みが進められている中、ひかり味噌株式会社が同町と連携協定を結び、さらなる協力体制を強化することとなりました。

連携協定の内容と目的



2025年2月に締結されるこの連携協定の目的は、飯島町のカーボンニュートラルを実現するための協力関係を築くことです。具体的には、温室効果ガスの排出量の測定や省エネルギー技術、新しいエネルギー源の導入など、多岐にわたる取り組みが行われます。ひかり味噌は、地域社会へ貢献する企業として、この計画に積極的に参加していく姿勢を示しています。

ひかり味噌の取り組み



ひかり味噌の飯島グリーン工場では、すでに環境保護に向けたさまざまな取り組みが行われています。たとえば、生産工程で発生する汚水汚泥を再発酵させてメタンガスを生成し、これをクリーンエネルギーとして利用しています。また、太陽光発電パネルを設置し、自社で生成したエネルギーを有効活用しています。さらに、長野県企業局が運営する水力発電からの電力「信州Greenでんき」の導入も行い、CO₂排出ゼロの電力供給を目指しています。

経済の課題に対処しつつ、省エネルギー化を図るため、生産ラインの効率化も推進しています。無駄を省き、エネルギーを地産地消することが、企業の持続可能な成長に繋がると考えているからです。

SDGsへの貢献



「自然の恵み、いただきます」というブランドメッセージのもと、ひかり味噌はSDGsにも大いに貢献しています。食品業界の共通課題とされるCO₂削減、プラスチック削減、フードロス削減を経営の基本方針とし、これらの課題に取り組むことで、企業としての成熟を目指しています。

特に注目すべきは、ひかり味噌が選定した独自の重点課題です。これには、ダイバーシティの推進、持続可能なサプライチェーンの確立、環境配慮型商品の供給拡大が含まれます。それぞれの課題に対して目標を掲げ、全社員が協力し合いながら、具体的な解決策を見出す努力を重ねています。

未来への約束



今後、飯島町とひかり味噌の連携がどのように進化していくのか、非常に楽しみです。2050年までのカーボンニュートラル実現に向けての道のりは長いですが、地域の特性を活かしながら、持続可能な社会の構築に寄与できることを目指しています。ひかり味噌の取り組みは、他の企業にも波及し、さらなる環境意識の向上を促す触媒となることが期待されます。

お問い合わせ先は、ひかり味噌株式会社お客様相談室(TEL: 03-5940-8850)です。私たち一人一人が環境保護に取り組む時代、企業の責任が問われる中、今後の動向を見守りたいですね。


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会社情報

会社名
ひかり味噌󠄀株式会社
住所
長野県諏訪郡下諏訪町4848-1
電話番号

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