消費者委員会本会議で機能性表示食品基準改正案とクレジットカード不正利用防止対策が議論に
2024年7月16日、第440回消費者委員会本会議が開催されました。今回の会議では、
機能性表示食品基準の一部改正案と
クレジットカード不正利用防止対策が主要議題として取り上げられました。
機能性表示食品基準の一部改正案:消費者への情報提供と安全確保が焦点
機能性表示食品基準の改正案では、サプリメント食品に係る消費者問題への対応が大きな焦点となっています。改正案では、
消費者への情報提供の充実と
食品の安全性確保を目的とした内容が盛り込まれています。具体的には、機能性表示食品に関する情報提供の強化や、GMP(製造管理および品質管理)の基準強化などが検討されています。
会議では、改正案に対する委員からの意見交換が行われ、消費者へのわかりやすい情報提供の必要性や、健康被害発生時の対応体制強化などが議論されました。
クレジットカード不正利用防止対策:業界全体での連携強化が課題
クレジットカード不正利用防止対策では、経済産業省の取組や日本クレジット協会の取り組みが報告されました。近年、クレジットカード不正利用は増加傾向にあり、消費者保護の観点から、業界全体での連携強化が求められています。
会議では、クレジットカード不正利用の現状や、セキュリティ対策の強化に向けた課題などが議論されました。特に、クレジットカード会社、加盟店、消費者それぞれがどのような役割を担うべきか、具体的な対策のあり方が検討されました。
消費者委員会の役割:消費者保護と安全確保を推進
消費者委員会は、消費者保護と安全確保を目的とした活動を推進する機関です。今回の会議では、機能性表示食品基準の改正やクレジットカード不正利用防止対策など、現代社会における重要な課題について議論が行われました。今後も、消費者委員会は、消費者の利益を保護するための活動を積極的に展開していくことが期待されます。
消費者委員会へのアクセス
消費者委員会に関する詳しい情報は、内閣府のウェブサイトからご覧いただけます。
内閣府ウェブサイト: https://www.cao.go.jp/