アコムがメタバースを活用したメンタルヘルス支援サービスを導入
アコム株式会社は、株式会社MentaRestが提供するメンタルヘルス支援サービス「MentaRest」を導入したことを発表しました。このサービスはメタバース空間を利用しており、従業員が心理的サポートを受けやすい環境を整えています。
導入背景
アコムは健康経営に力を入れており、従業員の心と体の健康を包括的に支える施策を推進しています。労働環境の改善に向け、従業員のメンタルヘルスを重視するために、MentaRestの導入を決定しました。アコムの人事部の汐崎美幸さんは、ストレスが年々微増しているという現状への懸念を抱え、迅速な心理的支援が求められていると強調しました。
MentaRestはメタバース上でアバターを利用したカウンセリングを行うユニークなスタイルが特徴です。従業員は顔出しをする必要がなく、匿名で自分のペースで相談できるため、心理的負担を軽減しやすいとのことです。汐崎さんは、このサービスによって従業員のエンゲージメントやパフォーマンスが向上することを期待しています。
MentaRestの特長
MentaRestは以下のような特徴を持っています。
1.
メタバース空間での相談:アバターを通してのカウンセリングは、従来の対面式カウンセリングに比べて開かれた雰囲気を提供します。
2.
心理資格を持つカウンセラー:在籍するカウンセラーは、臨床心理士や公認心理師などの資格を有しており、専門的な知識に基づいたサポートを受けられます。
3.
心理的ハードルの低さ:アバターを活用して自己開示度を高めることで、より気軽にメンタルヘルスケアを受けることができます。
企業の健康経営の新基準
アコムの取り組みは、現代の企業が抱えるメンタルヘルスの問題に焦点を当てており、MentaRestを通じた健康経営は新たなスタンダードといえるでしょう。また、今後は行政や企業との連携を強化し、効果のエビデンスをもとにマーケティングにも注力していく方針です。
MentaRestは、単なるカウンセリングサービスにとどまらず、従業員一人ひとりがメンタルヘルスを維持するための新しい力となることを目指しています。VUCA時代の中、従業員の心の健康を保つことは企業の生産性向上や満足度の向上にも繋がる重要な課題です。
まとめ
今後もMentaRestを通じて、アコムは「今日よりも明日幸せになれる」しっかりとした働きやすい環境を提供し、企業としての成長にも繋げていく考えです。アコムが目指す健康的でパフォーマンスの高い職場作りに、メタバースという新しい形のサービスがどのように寄与していくのか、期待が寄せられます。
詳細は
MentaRestの公式サイトをご覧ください。