感情を重視した新たなマーケティング手法が登場!株式会社逆光が元年を迎える
株式会社逆光が新たなマーケティングメソッドを発表
広島県広島市に本社を置く株式会社逆光が2025年7月1日、独自に開発した「感情設計マーケティングメソッド」を正式に発表しました。このメソッドは、従来の論理的なアプローチから一歩踏み込み、感情に基づいた新しいマーケティングの考え方です。
1. 開発の背景
従来のマーケティングは、データ分析や論理的思考に依存していました。市場の数字を分析し、効果を逆算することが中心だったため、人間の心の動きというもっとも根源的な部分が無視されがちでした。しかし、多くの人が何かを欲する瞬間には、「なんとなく好き」や「このブランドに惹かれる」といった無意識的な感情が影響しています。そこで逆光は、その感情の部分にも重要性があると考え、「感情」の要素をマーケティングに取り入れる必要があると感じたのです。
2. メソッドの全体構造
「感情設計マーケティングメソッド」は、いくつかのステップから構成されています。まず、「感情の流れ(Flow)」として以下の4つの要素が挙げられます。
1. Occasion(動機の起点): 商品が欲しいと感じる瞬間やその背景は何か。
2. Affinity(共感の芽): 「なんか好き」と感じる要素や空気感は何か。
3. Preference(選好の理由): どのような嗜好や世界観が選ばれる理由になっているのか。
続いて、これらの感情的な要素を「論理と構造の接続(Logic)」で補完します。
4. KBF(Key Buying Factor): 顧客の意思決定を後押しする理由は何か。
5. Fact Layering: KBFを裏付けるファクトを設計的に補強。
6. KSF(Key Success Factor): 市場で選ばれ続けるための企業の優位性や信頼を構築する要素。
3. 特徴と利点
このメソッドの核心は、「Belief(信じている価値)」に基づくブランドのコンセプト設計です。自社が信じる価値や理念を明確にすることができ、これによりブランディング全体の一貫性が生まれます。感情と論理をつなぎ、再現性ある設計を行うことで、ブレないブランド構造を実現する手助けをします。
「感情設計マーケティングメソッド」を使用することで、以前は直感や経験則に頼っていたブランディングが、構造的に再現可能なものに変わります。また、広告やプロモーションで感情の要素を取り入れることで、より多くの人々へアプローチすることが可能となるでしょう。
4. 活用シーンの広がり
このメソッドの活用場面は多岐にわたります。ブランド戦略の策定や広告プロモーションの企画、クライアントに対するヒアリングテンプレート、さらには事業コンセプトやプロダクト設計の初期導入ツールとしても利用できます。従来のフレームワークとの併用も可能で、「感情の起点」を補完することにより、より一貫した戦略設計を実現します。
5. 代表のコメント
株式会社逆光の代表取締役、佐々木勇氏は「人は感情で動き、後から理由をつくる」という考え方を大切にしています。そして、「感情設計」は人間関係や意思決定の原理原則であり、このメソッドの基本的な流れは様々な分野に応用可能であると述べています。
6. 今後の展開
株式会社逆光は、今後このメソッドに関する資料を公式サイトやnoteで公開し、ワークショップや研修プログラムの提供を開始する予定です。また、初回導入企業やプロジェクトパートナーの募集も行っていく計画です。
多様な業界においてブランドの価値を再定義し、顧客との関係を築くための新たな手法として、「感情設計マーケティングメソッド」が注目を集めることでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社逆光
- 住所
- 広島県広島市中区大手町4丁目3-1第3シンコービル3階
- 電話番号
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082-962-3630