LINEを活用した新たな行政サービス「スマート公共ラボ」
行政のデジタル化が進む中、プレイネクストラボ株式会社が提供する「スマート公共ラボ」が注目を集めています。このサービスは、全国150以上の自治体で導入され、住民とのコミュニケーションを一新することで、行政のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させています。今回は、リニューアルされた事例冊子や、定期的に開催されるサービス説明会について詳しくご紹介します。
スマート公共ラボの特徴
「スマート公共ラボ」は、LINEという身近なコミュニケーションツールを用いて、行政手続きや住民からの問い合わせを効率化します。具体的には、住民が役所に出向くことなく、LINEで様々な手続きを済ませることができるのです。これにより、行政の業務は「行かない、書かない、待たない」と革新されます。
このサービスは、人口カバー率が70%以上のLINE公式アカウントを拡張し、問い合わせ業務を自動化します。例えば、マイナンバーカードの申請や、施設の予約などが、わずか数回の操作で完了するのです。さらに、AI技術を活用することで、住民からの問い合わせにも効果的に対応します。従来の有人窓口では生じていた時間のロスを削減し、業務効率を向上させるだけでなく、住民満足度の向上にも寄与しています。
効果的な住民とのコミュニケーション
スマート公共ラボを活用することで、自治体は住民に必要な情報を迅速に届けることができます。広報や災害情報、子育て支援に関する情報など、多岐にわたる内容を、住民のニーズに合わせて配信することが可能です。このシステムを通じて、地域のコミュニティの質も向上し、住民が公共物の破損をLINEで報告することも容易になります。観光情報やふるさと納税などのコンテンツも充実し、地域の魅力を多くの人に伝えることができます。
全体サービス説明会の今後
プレイネクストラボは、2025年4月から6月にかけて、スマート公共ラボの全体像や活用事例を詳しく解説する「全体サービス説明会」を定期的にオンラインで開催します。この説明会では、サービスの基本機能や先進事例を随時紹介し、DX推進に関心のある自治体職員や議員の方々に向けて詳細な情報を提供します。
説明会概要
- スマート公共ラボの概要
- 住民の利用方法や事例
- 職員のシステム管理機能
- 導入と運用の支援サポート
- 利用料金について
- 質疑応答セッション
- - 開催日時: 毎週木曜日15時から16時(2025年4月〜6月)
- - 所要時間: 約60分
- - 開催場所: オンライン(ZOOM)
- - 参加費: 無料
参加申し込みは、スマート公共ラボのLINE公式アカウントまたはWebフォームから可能です。この機会にぜひ、自治体のDX推進に向けたステップへ進んでみてください。
アップデートされた事例冊子
また、スマート公共ラボは事例冊子もリニューアルしました。2023年以降発行されたこの冊子には、住民サービスの向上や業務効率化を実現した具体的な事例が多数掲載されています。防災や広報、子育て支援など、多方面の機能をカバーし、16のデジタル化事例が紹介されています。自治体の職員や関連団体に限定して配布されるこの冊子は、DXの実践に役立つ貴重な資料です。
最後に
スマート公共ラボは、今後も全国の自治体や公共機関のデジタル化を推進するために、積極的なサポートを行っていくことでしょう。LINEを駆使したこのサービスが、地域社会の未来を作る一助となることを期待します。