JEPLANが鹿児島市と連携協定を締結
株式会社JEPLAN(社長:髙尾 正樹)は、鹿児島県鹿児島市(市長:下鶴 隆央)とともに、再生可能な資源利用を促進する「循環型社会の構築を目指した連携協定」を2023年3月25日に締結しました。この協定は、持続可能な社会の実現へ向けた大きな一歩となります。
ボトルtoボトルリサイクルの実施
本協定を通じて、鹿児島市が回収した使い捨てのペットボトルが、JEPLANグループの技術によりボトルtoボトルのリサイクルプロセスで新たな資源として生まれ変わります。ペットリファインテクノロジー株式会社の「ケミカルリサイクル」と、株式会社サーキュラーペットの「メカニカルリサイクル」の二つの技術が組み合わさることで、リサイクル率の向上と再生PET樹脂の品質改善を目指します。このプロセスには、鹿児島市に拠点を置く新興エコも関わり、ペットボトルの前処理の一部を担当します。
資源循環と地域活性化
JEPLANグループは「すべてのものが循環する社会」を実現するというミッションのもと、各自治体と協力しながら独自技術を活用した資源循環の取り組みを進めています。現在、約60の自治体との協定を結んでおり、それを通じて環境保全だけでなく地域経済の活性化を図っています。
鹿児島市においても、「みんなで資源の循環とゼロカーボンに取り組む 持続可能なまちかごしま」をスローガンに、第四次一般廃棄物処理基本計画を掲げ、資源循環の促進と環境負荷の低減を目指しています。2050年までには二酸化炭素排出量を実質ゼロにする目標を持ち、そのための取り組みが進められています。
今後の展望
今後、JEPLANグループは、地域の人的・物的資源を駆使して、消費行動の変容を促すための環境教育や啓発活動を連携して実施することで、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを拡大していく考えです。特にペットボトルのリサイクルに関しては、さらなる資源循環を進め、更なるCO₂排出量削減を目指すことが期待されています。
このように、JEPLANと鹿児島市が協力することにより、地域の環境保全と経済の活性化を同時に実現し、持続可能な未来を切り拓いていくでしょう。今後の進展に注目です。
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