獣医療の未来、アニコムグループの挑戦
アニコムグループが開院した「JARVISどうぶつ医療センター Tokyo」は、ペット医療の高度化と特殊用途物件の希少性に挑戦する施設です。この動物病院の開院に向けたプロジェクトで、三幸エステート株式会社がどのように支援を行ったのか、その全貌をお伝えします。
プロジェクトの背景
日本国内における犬や猫の飼育頭数は約1,595万頭に達し、この数は15歳未満の子どもよりも多くなっています。ペットは単なる生き物ではなく、家族の一員として長寿化が進んでいるため、さまざまな疾患に対する高度な医療ニーズが急増しています。しかし、CTやMRI、手術支援ロボットといった高度な医療機器を導入可能な物件が不足しているのが現状です。そのため、適切な施設を見つけることは容易ではありません。
三幸エステートの役割
三幸エステートは、アニコムグループの長年の拠点移転を支援する中で積み上げた知見を活かし、物件選定から仲介、さらにはプロジェクトマネジメントまで包括的に対応しました。特に、JR線・京急線「品川」駅から徒歩数分という好立地において動物の出入りや特殊医療機器の設置が可能な物件を提案し、内装変更の自由度を確保することに成功しました。
プロジェクトマネジメント
三幸エステートのプロジェクトマネジメント部がこのプロジェクトに参画し、さまざまな専門業者との調整を行いました。最大20社、約50名が関与する定例会を通じて、全体の工程やコストの管理を行い、スピーディな開院を実現しました。定例会では事前にヒアリングを行い、発注者の確認・承認の場として機能させることで、効率的にプロジェクトを進行させました。
完成した施設の特長
新たに完成した「JARVISどうぶつ医療センター」は、「透明性の高い、開かれた獣医療」をテーマに設計されています。2階には手術室と見学室が配置されており、見学室から手術支援ロボットによる手術を観察できる構造となっています。また、1階のMRI室も外からその様子を見学できるような設計にされており、透明性と安全性が両立しています。
担当者のコメント
「ご紹介した物件は、大きさこそ希望面積よりも広いものの、賃料は比較的抑えられており、自由な内装変更が可能です。何より、品川駅から近いことが大きな魅力です。」と、三幸エステートの第一営業部の横山大輔氏も自信を持って推奨しました。
また、プロジェクトマネジメント部の牧野功幸氏も、「動物病院の開設を手がけるのは初めての経験でしたが、各社の目的を達成するために先手を打って取り組んだ結果、スピーディな開院が可能となりました」と述べています。
まとめ
新しい「JARVISどうぶつ医療センター Tokyo」の完成は、ペット医療の進化を象徴しています。その背後には、三幸エステートとアニコムグループの緊密な連携と、共に新しい獣医療のスタンダードを目指す取り組みがあります。今後の獣医療の発展に向けて、一層の注目が集まることでしょう。