国民民主党 幹事長会見:アメリカ大統領選、太平洋・島サミット、そして日本の政局

国民民主党 幹事長会見:アメリカ大統領選、太平洋・島サミット、そして日本の政局



国民民主党の榛葉賀津也幹事長は、2024年7月17日に行われた定例会見で、アメリカ大統領選、太平洋・島サミット、そして日本の政局について自身の見解を述べました。

まず、アメリカ大統領選について、トランプ氏が正式に共和党の大統領候補者に指名され、副大統領候補にはオハイオ州出身のJ・D・バンス氏を選んだことに触れ、特にバンス氏が若者である点に着目。「ラストベルト地域からの票獲得を重視している」と分析し、大統領選への影響は大きいと述べました。また、トランプ氏に対する銃撃事件についても強く非難し、事件が大統領選に影響を与える可能性も示唆しました。

さらに、日本の政局についても言及。自民党の総裁選挙と立憲民主党の代表選挙が秋に予定されていること、そしてアメリカ大統領選と時期が重なることから、世界政治が大きく変わる時期であると指摘。他党とはいえ、これらの選挙を注視していく必要性を強調しました。

会見では、前日に開催された「太平洋・島サミット」(PALM)についても言及。榛葉幹事長自身も役員として参加しており、会議の重要性を訴えました。特に、中国の太平洋地域への進出が懸念される中、オーストラリアやニュージーランドも参加し、民主主義、自由、法の下の平等といった価値観を共有する仲間として信頼関係を築くための重要な会議だと強調しました。

会見では、太平洋諸国の重要性を訴え、中国の軍事的な台頭を懸念する発言が目立ちました。榛葉幹事長は、太平洋諸国が民主主義の砦としての役割を担うことを期待しているようです。

今回の会見では、アメリカ大統領選、太平洋・島サミット、そして日本の政局という、世界と日本の政治情勢を大きく左右する重要なテーマが取り上げられました。今後の動向を注視していく必要があります。

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