バーチャルプロダクション延長
2023-03-31 11:00:02

角川大映スタジオ×ソニーPCL、バーチャルプロダクションスタジオ期間限定提供を延長!

角川大映スタジオとソニーPCL、バーチャルプロダクションスタジオの期間限定提供を延長



東京都調布市にある角川大映スタジオが、ソニーPCLと共同で運営するバーチャルプロダクションスタジオの期間限定提供を、2023年6月まで延長すると発表しました。

当初は2023年1月16日から3月31日までの予定でしたが、CM制作を中心に高い稼働率を記録し、顧客からの好評を受け、延長が決定したとのことです。

このスタジオは、ステージCに約8Kサイズのソニー製Crystal LED Bシリーズを設置。大型LEDディスプレイを活用したインカメラVFXを中心としたバーチャルプロダクション環境を提供しています。バーチャルプロダクションとは、大型LEDディスプレイ、カメラトラッキング、ゲームエンジンを組み合わせた撮影手法で、3DCGで制作されたバーチャル背景をディスプレイに表示し、実写と合成することで、あたかもその場所に存在するかのような映像を制作する技術です。

充実した設備と高い評価



スタジオのスペックは、面積550㎡(167坪)、高さ8.0m、電気容量240kw(100V/200V併用)と大規模。LEDディスプレイはW12,160mm × H5,472mm(解像度:H7,680 × V3,456pixel)と、非常に高精細な映像制作が可能です。

このバーチャルプロダクションスタジオは、CM制作を中心に高い評価を得ており、そのクオリティの高さが延長決定の大きな要因となっています。今後、ドラマや映画制作への活用も期待されます。

企業の取り組み



角川大映スタジオは、今後も映画スタジオとして新しい表現を可能にする技術の取得と新たなサービス提供を目指し、技術革新を加速させていくとのこと。一方、ソニーPCLは、自社スタジオで培ったバーチャルプロダクションソリューションをベースに、国内市場における映像制作の普及を目指し、スタジオSIソリューションの提案を積極的に進めていきます。

今回の延長は、日本の映像制作業界におけるバーチャルプロダクションの普及を加速させる上で大きな一歩となるでしょう。今後の展開にも注目です。

各社の概要



株式会社角川大映スタジオ

設立:2013年4月1日
本店:東京都千代田区富士見2-13-3
代表者:代表取締役社長 堀内 大示
事業内容:美術製作を含むスタジオ、照明機材およびポスプロ設備のレンタル事業
URL:https://www.kd-st.co.jp/

ソニーPCL株式会社

設立:1951年3月16日
本社:東京都港区港南1-7-18
代表者:代表取締役 執行役員社長 中村 英明
事業内容:映像・音響コンテンツやインタラクティブコンテンツの企画・制作、イベント・プロモーションの企画・制作・運営、展示施設・プロモーションスペースなどの空間設計・施工・運営、CM・放送番組・プロモーション映像のポストプロダクションなど
URL:https://www.sonypcl.jp/

問い合わせ先



角川大映スタジオに関するお問い合わせ:株式会社角川大映スタジオ営業担当 小林壯右 Email: [email protected]
ソニーPCLに関するお問い合わせ:ソニーPCL株式会社 広報担当 Email: [email protected]

会社情報

会社名
株式会社角川大映スタジオ
住所
東京都千代田区富士見2-13-3
電話番号
042-482-1151

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