神戸マツダ、elepayで銀聯カード全額決済を実現
神戸マツダが新たに導入したマルチ決済プラットフォーム「elepay」により、国内のディーラー初となる銀聯カードを利用した全額決済が可能になりました。これにより、ジャガー・ランドローバーの新車や中古車を購入する際、銀聯カードでスムーズに支払いが行えるようになります。
背景と導入のきっかけ
日本に在留する中国人富裕層の増加は、彼らの購買意欲を高めており、特に自動車市場においてもその影響が見られています。従来の決済方法では、購入者や販売者にとって手続きが煩雑であり、取引の妨げとなっていました。これを解消するために、「elepay」の導入が決定されました。
「elepay」は、40種類以上の決済ブランドに対応できるプラットフォームで、QRコード決済、クレジットカード、電子マネーなど多様な支払い手段を提供します。このシステムの利用により、銀聯カードを通じて車両の全額カード払いが実現し、取引が飛躍的にスムーズになります。
神戸マツダのコメント
神戸マツダの代表取締役社長である橋本覚氏は、顧客に対するサービス向上について、「高級ブランドを扱う際には『施設』『人』『ブランド』が重要です」と述べ、これらを踏まえた上で「elepay」の導入が大きな意味を持つと語りました。特に、海外から来た客層に対応するため、「elepay」が非常に効果的な決済システムになると期待しているようです。
銀聯国際からの視点
銀聯国際は、日本における銀聯カードの利用拡大を目指し、「elepay」との協力を強化しています。高級車の購入時における利便性と信頼性の向上を図ることで、日本市場における銀聯カードの地位を確立しようとする試みが進んでいます。
未来への展望
今後、神戸マツダとELESTYLE、銀聯国際は、更なる連携を図り、多様な決済手段を提供していく考えです。富裕層向けサービスの拡充を目指し、新しい取り組みを続け、高い顧客満足度の向上を目指します。顧客にとって、より便利で快適な購入体験を提供するための進化が期待されます。
会社概要
株式会社神戸マツダは1941年に創業し、高品質な自動車販売で知られており、地域社会への貢献を続けています。商業拠点は兵庫県神戸市に位置しています。具体的なサービスには自動車販売や自動車整備があり、今後も地域に密着したサービス提供を目指しています。
ELESTYLE株式会社は、2014年に設立され、マルチ決済プラットフォームの開発・運営などを行っています。キャッシュレス化の流れに対応し、様々な決済方法を統合することで、企業のDX化を支援しています。