阿部興業の新商品が高齢者施設のニーズに応えます
2024年度に向け、阿部興業株式会社が発表した新商品が注目を集めています。それは、「調光ガラススクリーン引戸」と「電動ロックユニット」という2つの製品。これらは特に高齢者施設での利用を考慮して開発されており、快適さと利便性を兼ね備えています。
調光ガラススクリーン引戸の特徴
まず、注目の「調光ガラススクリーン引戸」。この製品は、通電を通じて瞬時に透明と半透明の状態を切り替えることができる調光ガラスを使用しています。これにより、プライバシーを確保しつつ、利用者の快適性を向上させることが可能です。これまでも固定式パーテーションなどに利用されてきましたが、引戸としての機能を持たせることで、さらに便利なものになりました。
手かざしセンサーを利用したスイッチング機能を搭載しており、簡単に操作できるため、特に高齢者や体が不自由な方にとっても優れた選択肢となります。これにより、老健施設や介護施設での導入が進んでおり、入居者の生活の質を大いに向上させることが期待されています。
電動ロックユニットで安全性を強化
次に紹介するのは、「電動ロックユニット」です。この製品は、HAARTFULシリーズの新商品として、高齢者向けに特化した設計がなされています。戸先に90㎜のユニットを設置し、電源をつなぐだけで非接触電気錠を導入できるオプションを設定しています。手かざしセンサーによるスイッチのため、さらに安全性が向上しています。
特に、トイレなどの利用に適しており、低コストで施工も簡単です。このように、使い勝手と安全性を両立させた商品となっており、介護現場での導入が進むことが予想されています。
新宿ショールームで体験可能
阿部興業の新商品の「調光ガラススクリーン引戸」と「電動ロックユニット」は、新宿のショールームにて現物をご覧いただくことができます。実際に製品の機能や使い勝手を体験することで、その利便性を実感していただけるでしょう。
阿部興業の創業と未来へのビジョン
阿部興業株式会社は、1945年の創業以来、木製品の製造に力を注いできました。その信念は、木の特徴を生かした高品質かつ高機能な製品を提供することにあります。これまでに、木製ドアや建具、家具など多岐にわたる製品を展開し、施工やメンテナンスも含めたワンストップサービスを提供しています。
今後も、国内外を問わず本物の木製品を提供し続けることで、より多くの人々に喜ばれる製品を届けることを目指しています。
社長の阿部清光氏も、公式サイトでのメッセージで今後の取り組みや製品への思いを語っています。これからも阿部興業の新たな展開に注目していきたいと思います。