カクシングループが2024年度に過去最高の業績を達成する中、全社員の給与を一律で60万円ベースアップすることを決定しました。本施策は社員の働きがいを向上させるだけでなく、生活水準の改善も目指しています。
全社員一律ベースアップの背景
2023年10月から2024年9月の期間にあたる2024年度の経常利益予算を、グループに属する3社すべてがクリアし、カクシングループ全体で過去最高の利益を記録しました。この成果は、全社員の創意工夫と努力の結晶であり、それを公正に還元することで、さらなる業績向上を促進する狙いがあります。
グループは「カクシンリョクで世界を豊かにする」というミッションのもと、今後も日本の中小企業の成功モデルとしての地位を確立し、給与水準の向上を継続する方針です。こうした給与増加は、次世代型の成功モデルとしての成長を支える重要な一手となります。
支給の概要
具体的な施策としては、2025年4月より、グループ全体の82名の社員に対し月額5万円の一律昇給を実施する予定です。この結果、年額では60万円の増加となります。また、2025年4月に新たに入社する新卒社員の初任給は、30.6万円に設定されています。この高水準の初任給は、グループの成長と応じた人材獲得競争力の強化の一環であると言えるでしょう。
カクシングループの概要
カクシングループは1964年に設立された、生活に密接に関わる総合サービス企業です。グループ内の3社はそれぞれ異なる分野で幅広いサービスを提供しています。株式会社トーセキは、ガス供給、給湯器などの住宅設備や、不動産、DX事業にも力を入れています。株式会社ヤナギは、自動車の販売や買取、車検などに関わるサービスを総合的に展開しており、カーロードカーライフをトータルにサポートしています。さらに、株式会社トーセキ金澤建設は、住宅や店舗のリフォーム、さらには公共事業としての学校建設も手がけています。
これまでの業績に基づいた給与の見直しは、社員のモチベーションや忠誠心を高め、企業のさらなる成長につながることでしょう。今後もカクシングループの動向に注目が集まります。