おひさぽコネクト
2025-04-10 09:27:19

新見守りサービス「おひさぽコネクト」、家庭内電力データを活用した安心の提供

新サービス「おひさぽコネクト」登場



トリニティ・テクノロジー株式会社は、ウェルモ、岩谷産業と提携し、新たな見守りサービス「おひさぽコネクト」を発表しました。このサービスは、家庭内での電力使用データを活用し、異常を察知する仕組みを提供します。具体的には、長時間にわたって電力使用に変動が見られない場合に通知を行い、利用者の安全を見守ります。

電力データによる見守りの革新



従来の見守りサービスでは、いわゆる人感センサーが用いられていました。しかし、この方式にはいくつかの課題が存在しました。特に、暑い夏の日にはセンサーが正常に機能しない可能性や、センサーを設置していない場所での異常を検知できないといった問題です。「おひさぽコネクト」は、こうした課題を克服するために電力使用データに基づいています。これにより、設置場所や季節に関わらず、安定した見守りが実現可能です。

健康状態の把握を目指して



この新サービスは、電力データの分析を進めることにより、フレイルやMCI(軽度認知障害)などの早期兆候を検知する機能を将来的に追加することも予定しています。「万が一に備える見守り」というよりも、「日々の健康を支える見守り」へと進化させることが目指されています。

トリニティ・テクノロジー株式会社の髙橋泰浩本部長は、「この度新しい見守りサービス『おひさぽコネクト』をリリースし、高齢者が一人でも安心して暮らせる未来を提供する一歩となりたいと考えています」と話しています。彼は、一人暮らしの高齢者が抱える不安を解消することを目指し、電力使用データによるサポートを強化する重要性を強調しました。

おひさぽの根底にあるミッション



トリニティ・テクノロジーは、「超高齢社会の課題を解決し、安心の社会を実現する」というミッションのもと、社会課題への取り組みを続けています。サービスは、見守りや生活事務の支援に加えて、身元保証人の不在時における病院や高齢者施設の入所手続き、亡くなった後の葬儀や相続手続きに至るまで幅広く対応しており、安心のサポートを提供します。

高齢者世帯の増加とおひさぽの重要性



日本の高齢化が進む中、一人暮らしの高齢者が増えている現状は無視できません。2021年には、単身または夫婦のみの高齢者世帯が1,500万世帯を超え、そのうち約270万世帯は子供のいない高齢者世帯でした。このような方々のために「おひさぽ」は作られました。高齢者の資産凍結のリスクを低減するだけでなく、生活上の支援を提供することで、安心して暮らせる環境を作ることを目指します。

総括



「おひさぽ」は、見守り、生活支援、身元保証、財産管理など、7つのサービスから構成される「7点セット」を提供し、高齢者の生活を安心・安全にします。今後も、その技術と理念を駆使し、安心して暮らすための幅広いサポートを行っていくことでしょう。新しい見守りサービス「おひさぽコネクト」は、まさにその一環です。


画像1

画像2

会社情報

会社名
トリニティ・テクノロジー株式会社
住所
東京都港区新橋2-1-1山口ビルディング5階
電話番号
03-6268-8805

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。