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テラドローン、最新技術を国土交通省のNETISに登録

テラドローン株式会社は、SLAM技術を駆使した高精度ハンディレーザスキャナ「Terra SLAM RTK」を国土交通省の新技術情報提供システム（NETIS）に登録したことを発表しました。これは、公共工事での新しい技術提案の促進や導入機会の拡大を狙った取り組みです。

NETISとは？

新技術情報提供システム（NETIS）は、国土交通省が運営するデータベースで、公共工事に使用される新技術の情報を提供しています。このシステムに登録されることで、その技術が施工性や経済性、安全性において従来技術を上回ると評価された証となります。

Terra SLAM RTKの特長

「Terra SLAM RTK」は、軽量かつコンパクトながら、相対精度1cm以内で3次元点群を取得可能なハンディ型レーザスキャナです。従来の地上型レーザスキャナは、測量作業時に多くの据え置きが必要で、時間がかかるという課題がありました。しかし、この新しいハンディスキャナは、手持ちで歩きながらスキャンできるため、計測時間を大幅に短縮します。これにより、省人化や経済性の向上に寄与します。

さらに、テラドローンはビズステーション株式会社と業務提携を結び、自社のGNSS測量機「RZX.D」と併用することで、より高精度なデータ取得が可能になっています。具体的には、相対精度1cm以内、絶対精度3cm以内の点群取得が実現され、厳密な測量や構造物検証が求められる現場でも対応できるようになりました。

3次元点群取得のための遵守事項

本製品は、「LidarSLAM技術を用いた公共測量マニュアル」に準拠しており、公共工事におけるさまざまな測量に利用できます。これには補備測量、公共測量、現況測量、起工測量が含まれ、ICT施工現場でもその効果が期待されます。

NETIS登録による影響

Terra SLAM RTKのNETIS登録は、技術が評価されたことの証明であり、発注者や施工者にとっても新技術を導入する際の判断材料となります。この登録があれば、公共工事の発注時に加点評価を得ることができるため、施工側にとっても非常にメリットが大きいです。

企業の展望

テラドローンは、測量、点検、農業、運航管理での多くの実績を持ち、ドローンサービス企業としての地位を確立しています。国際的にもその影響力を高めており、今後も新技術の開発と普及を通じて、業界のイノベーションを推進していく такです。

さらに、テラドローンは「Unlock “X” Dimensions」のミッションのもと、ドローンの運航管理システムや、空飛ぶクルマの運航管理システムにも注力しています。これらの取り組みを通じて、持続可能な未来の創造に寄与することを目指しています。

まとめ

新型ハンディレーザスキャナ「Terra SLAM RTK」がNETISに登録されたことで、テラドローンの技術の信頼性が一層高まりました。今後も効率的な測量を実現する技術開発を続けていくことで、公共工事や様々な現場でのニーズに応え、社会の発展に貢献することが期待されます。

トラブルや疑問点については、テラドローンの公式サイトでの資料探しやコンタクトをお勧めします。

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