渋谷 MIYASHITA PARKで開催される古賀崇洋の個展、反わびさびの世界を体験しよう

渋谷 MIYASHITA PARKでの陶芸家古賀崇洋の個展

2021年6月18日から23日まで、渋谷の「MIYASHITA PARK」にて陶芸家・古賀崇洋の個展が開催されます。この展示会は、陶芸の伝統を尊重しつつも「反わびさび」という新たな視点を提案するもので、現代アートシーンにおいて注目されています。

古賀崇洋は1987年に福岡県で生まれ、芸術の道を志しました。彼の作品は、物の内に秘められた力を可視化することで知られています。古賀が掲げる「反わびさび」は、目の前にある既成概念に挑む力強いメッセージです。

反わびさびの思想

この個展のテーマ「反わびさび〜創造力は自粛できない〜」は、世界がコロナ禍に直面している現状に由来しています。古賀は、逆境や困難から新たな文化が生まれると信じ、その先駆けを目指しています。彼は、ただ伝統を受け継ぐのではなく、新たな文化を創造することが本展の意図です。

展示会には、さまざまな陶芸作品が並び、訪れる人々に新たな視覚体験を提供します。作品には、古賀が独自に開発したスタッズ（突起）を用いており、これにより作品の存在感が際立てられています。それぞれの作品が持つ独自のストーリーは、多くの人々に新しい発見をもたらすでしょう。

オープニングイベントの詳細

また、6月19日にはオープニングパーティが開催され、特別に選ばれたアーティストたちが参加します。このイベントでは、箏パフォーマンス集団のTRiECHOESとラッパーの輪入道が出演し、音楽と陶芸のコラボレーションが展開されます。

TRiECHOESは、伝統的な和楽器を使った新しい音楽スタイルで注目を集めており、すでにYouTubeで1300万回以上再生される楽曲を持っています。一方、輪入道は自身の半生を書いた自伝がヒットしたことで大きな話題を呼び、幅広いジャンルで活躍中です。入場料は3,000円で、ドリンクが1杯含まれています。