プライムバリューが能美防災グループに参画
宮城県仙台市に位置するプライムバリュー株式会社(以下、当社)は、2025年9月1日より、国内最大手の防災企業である能美防災株式会社(以下、能美防災)の完全子会社としてそのグループに参加することが決まりました。これにより、当社が提供する自治体向け防災DXプラットフォーム「B-order」は、より強力な基盤のもとで進化を遂げることとなります。
グループ参画の背景
当社は、東日本大震災における経験を踏まえ、災害への対応をテクノロジーの力で向上させることを目指しています。これまで、250を超える自治体に「B-order」を導入し、さまざまな支援を行ってきました。その成果は、自治体や他の関係者からの支援により成り立っています。今後、改正された災害対策基本法への適応が求められる中、当社は防災DXのさらなる推進を目指します。
能美防災グループに加わることで、より深い知識と事業基盤を手に入れ、両社の強みを融合させて、社会が直面する課題解決を迅速に行う準備が整いました。
今後の展開
今後は、能美防災の堅実な顧客基盤や全国規模の販売・サポート体制を活用し、「B-order」の機能向上に努めます。具体的には、平時からの備蓄管理や災害時の支援体制を強化し、能美防災による避難所の開設支援システム「N-HOPS」との連携を進めます。この統合的な対応により、自治体が必要とする「モノ」と「場所」の情報をデジタル化し、より効果的な防災ソリューションを提供できるようになります。
代表からのメッセージ
代表取締役社長の吉田亮之は、能美防災グループへの参画を「非常に光栄」とし、これまでの支援に感謝の意を表明しました。そして、今後は両社の力を結集し、災害に強い社会インフラの実現に向けてさらに積極的に取り組む意向を示しています。この新たなステージにおいては、サービスの安定供給や顧客の期待を超える価値創造に全力で挑みます。
プライムバリューのサービスについて
サービス提供体制は変更ありませんが、迅速なサポート体制を維持し続けます。今後もお客様の問題解決に真剣に取り組んでいく所存です。
会社概要
プライムバリュー株式会社
- - 代表者: 吉田亮之
- - 所在地: 宮城県仙台市青葉区国分町1丁目4-9 enspace
- - 設立: 2018年2月6日
- - 資本金: 7,098万円
- - 事業内容: 自治体向け防災DXプラットフォーム「B-order」の提供
- - URL: prime-value.co.jp
能美防災株式会社
- - 代表者: 長谷川雅弘
- - 所在地: 東京都千代田区九段南4-7-3
- - 設立: 1944年5月5日
- - 資本金: 133億2百万円
- - 事業内容: 各種防災設備・システムの企画、開発、設計、施工、保守
- - URL: nohmi.co.jp