デジタル教育の新しい形
株式会社城南進学研究社が手掛けるオンライン学習教材「デキタス」は、2024年9月1日(日)から、コニカミノルタジャパン株式会社が提供する学校向けのソリューションサービス「tomoLinks®」との連携を開始します。このコラボレーションにより、デジタル教育の環境がさらに充実し、多様な学び方が可能になります。
「tomoLinks」は、教育現場のデジタル化を推進するために開発されたlearning support serviceです。特に、先生とAIとの連携によって、個々の学生への適切な教育支援を実現します。その構成要素は、「先生×AIアシスト」、「学習支援」「授業診断」の3つ。これにより、教育データを駆使した個別の学習計画が導入できます。
LTIに対応した新たな学習プラットフォーム
「デキタス for tomoLinks」は、国際標準規格LTI(Learning Tools Interoperability)に対応しており、教育現場で保有されている学習データや学力調査の結果をAIが分析します。その結果、各学生に最適な教材や確認テストが提供される仕組みです。国内では「tomoLinks」だけが実現するこの機能は、今後の教育環境に革新をもたらします。
連携開始にあたり、特別キャンペーンも実施されます。2024年9月1日から2025年3月31日までの間、既に「先生×AIアシスト」サービスをご契約されているお客様は無償で「デキタス」を利用できます。この取り組みは、将来的にデジタル教育を一層サポートするものと期待されています。
各サービスの効果
「デキタス」は、小中学生向けのオンライン学習教材で、教科書に基づく授業内容や多彩な演習問題を5教科にわたって提供。学習の進度に応じた、さかのぼり学習や先取り学習も可能です。また、定期テスト対策問題を通じて、より実践的な学習を促進します。
「tomoLinks」は、不登校や外国籍の児童など、さまざまな背景を持つ学生への学びの機会を提供します。教師の多忙を解消し、デジタル端末を利用した効率的な教育プラットフォームを構築することで、個々の学びの最適化が図られています。
未来への展望
株式会社城南進学研究社は、教育サービスを多岐にわたり展開している企業です。「城南コベッツ」や「城南予備校オンライン」などを通じて、個別指導やデジタル教育の開発を行い、持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みも進めています。
今後、デジタル教育の様式はますます多様化し、効果的な学びが実現されることでしょう。教育のデジタル化は、今後の世代にとって重要なキーワードとなっていくに違いありません。