ヤブシタグループが新たな遮音技術を発表
2026年1月、東京ビッグサイトで開催される「HVAC&R JAPAN 2026」にて、ヤブシタグループが開発した新しい種類の遮音パネルが初公開されます。このパネルは、従来の厚いコンクリート壁に頼ることなく、低周波音を含む音を驚異的に抑えることができる「−30dB遮音パネル」として注目を集めています。
革新的な遮音性能
特に関心を集めているのは、125Hz帯の低周波音をも減衰させる性能です。これにより、特にデータセンター(DC)など、夜間も稼働する設備の近くに住む住民にとって、騒音の悩みを解消する手助けとなることでしょう。展示会での来場者の声も、「パネル一枚でここまで静かになるとは思わなかった」という驚きの声が多く寄せられました。
騒音問題の深刻化
北海道では、サイバー社会を支えるインフラの拡大に伴い、データセンターの立地が急増しています。この背景には、自然災害や地政学的リスクの分散を目的とした国の方針があります。しかし、その一方で、騒音問題が深刻化しているのも事実です。この遮音パネルは、住宅地の近くに位置する施設の騒音を効果的に軽減し、地域住民とインフラの共存を図る現実的な解決策といえるでしょう。
技術的な特長
- - 高周波・低周波対応: 従来の遮音材では難しかった低周波にも対応し、125Hz帯までの音を実測で−30dB達成。
- - 軽量設計: 厚みを抑えたパネル構造で、コンクリート壁に依存しない製品。
- - 体感音量の大幅減少: 騒音環境での音量が約8分の1に相当する新設計。
また、この技術は「ダブル解析」と呼ばれる手法を用いて、熱管理と音響性能を同時に最適化しています。これにより、排熱や吸気性能を損なうことなく、防音効果を確保しています。
代表取締役社長のコメント
ヤブシタホールディングスの社長である森忠裕氏は、「展示会では多くの来場者がこの新しい遮音性能に驚いており、企業からも具体的な製品開発の相談が寄せられています。私たちの技術が、この時代に求められる“使える防音”の新基準となることを目指しています」と語っています。
展示会の概要
「HVAC&R JAPAN 2026」は、2026年1月27日から30日まで、東京ビッグサイトで開催されます。入場は無料ですが事前登録が必要です。この機会に最先端の防音技術をぜひ体験してください。
企業情報
創業60年の歴史を持つヤブシタグループは、空調や冷熱部材製造のリーダーであり、データセンターをはじめとする各種インフラにおいても、安全性と技術革新を追求し続けています。ガジェットや生活環境の向上に貢献する製品に、今後もご期待ください。