アートNFTの魅力
2022-07-01 09:00:11
障がいを超えたアートの新たな発信、NFTでのユニークな販売プロジェクト
障がいを超えたアートの新たな発信、NFTでのユニークな販売プロジェクト
近年、NFT(非代替性トークン)がアートの世界に新たな風を吹き込んでいます。特に、NPO法人studio FLATが手掛けるプロジェクトは、障がいのあるアーティストたちの作品をNFT化し、それを広く世に送り出そうとする試みです。この取り組みは、単なるアートの販売に留まらず、社会的な課題の解決にも寄与するものとして注目されています。
studio FLATの理念と活動
NPO法人studio FLATの目標は、「障がいの有無に関わらず、すべての人が持つ魅力を最大限に引き出し、共生する社会を目指す」ことです。アートを通じた経済的自立と社会貢献を支援するこの団体は、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた活動に力を注いでいます。彼らは、障がいをもつ人々のアートが持つ価値を広め、特別な呼称がなくても共生できる社会の実現を強く願っています。
NFT作品の販売について
今回のプロジェクトでは、studio FLATのアーティストたちによる作品がNFT化され、世界最大級のマーケットプレイス「OpenSea」にて販売されます。特に注目すべきは、アートの販売金額の全額がstudio FLATとそのアーティストへの支援に回される点です。これにより、消費者は単に作品を購入するだけでなく、社会貢献にもつながる一石二鳥の体験を得ることができます。
作品の販売は2022年7月1日から9月30日までの期間限定で行われています。作品の閲覧は無料で可能で、ぜひ一度その魅力を体感していただきたいものです。
アーティストの紹介
今回登場するアーティストは、阿部堅太(ABE KENTA)と宮本憲史朗(MIYAMOTO KENSHIRO)の二人。彼らの作品は、色彩豊かで見れば見るほど新たな発見を楽しめます。
阿部堅太の作品:MUSIC
阿部の作品「MUSIC」はアクリル絵具を使用したもので、サイズは910mm×727mmです。リズミカルに描かれた色彩は、見る人にまるで音楽が聞こえてきそうな感覚を与えます。彼の作品は、光の粒子が舞い踊るような明るさが特徴で、限定3点が販売されます。
宮本憲史朗の作品:華-HARU
宮本の「華-HARU」は、水彩色鉛筆とアクリル絵具を組み合わせた作品で、同じく910mm×727mmのサイズです。彼の独特なタッチで描かれた抽象表現は、まるで花が咲き誇るような美しさを目指しています。限定3点の販売が予定されています。彼はエイブルアート登録の作家で、商品化も多数手掛けており、今後の展開にも期待が寄せられます。
次回の展覧会について
さらに、2022年8月29日から9月3日まで銀座ギャラリー暁での展覧会も計画されています。このイベントに合わせて新たなNFT作品の販売も行われる予定です。
このプロジェクトを通じて、障がいのあるアーティストたちが持つ才能とアートの新たな可能性を広めていくことを願っています。興味を持たれた方は、ぜひ作品を見に訪れてください。
会社情報
- 会社名
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株式会社VAIABLE
- 住所
- 東京都豊島区池袋2-36-1INFINITY IKEBUKURO 6F
- 電話番号
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