株式会社アイピーキューブが『EntryMaster 4.0』をリリース
多くの法人や団体で利用されているID統合管理ソフトウェア「EntryMaster」が、最新バージョン「EntryMaster 4.0」を発表しました。東京都港区に本社を置く株式会社アイピーキューブが開発したこの製品は、既存のID情報管理の枠を越え、業務の効率化とセキュリティ強化を同時に実現するための機能を多数搭載しています。
新機能の概要
新たに加わった機能については、特に以下のポイントが注目です。
1. ワークフロー機能の充実
これまでの申請・承認のフローを柔軟に設計できるようになり、ユーザ登録や情報変更、削除といったさまざまな申請に対応可能です。利用者が直感的に操作できるインターフェースにより、申請フォームを多様に設定し、多段階承認やメール通知もサポートします。
2. データベースとの連携
新バージョンでは、人事や業務システムとの直接的なデータベース連携が可能に。JDBCに対応したデータベースと接続し、ユーザ情報やグループ情報をスムーズにプロビジョニングできます。
3. ユーザ管理の強化
正社員や契約社員、さらにはグループ企業ごとに異なる管理項目を設定できるので、より柔軟な運用が期待できます。
4. 出力機能の向上
CSV形式だけでなく、定義されたフォーマットに基づくPDF出力機能も追加。ユーザ情報を一括で取り扱いやすくなりました。
5. 処理選択のカスタマイズ
a利用者が一覧画面上で自由に処理を追加可能に。外部プログラムの呼び出しなど、選択したユーザやグループに対して多様な処理を実行できます。
6. マスタ管理の改善
従来手間がかかっていたマスタ情報の登録・更新も、管理者UIからダイレクトに行えるようになり、作業効率が大幅に向上します。
7. ユーザ情報変更の強制化
初回ログイン時に、パスワード割当や多要素認証設定など、任意のユーザ情報の変更を強制的に行うことができ、セキュリティ面でも安心です。
8. 利用者UIの機能充実
ユーザが自分自身で行える操作も増え、初期パスワードの送信や証明書の再ダウンロード、ソフトウェアトークンの再設定が可能に。
まとめ
「EntryMaster 4.0」は企業のニーズに応えるべく、運用管理をさらに簡素化し、セキュリティを強化しました。