九州デジタルソリューションズ、APPBOXでDXを推進
九州デジタルソリューションズ株式会社(以下、九州デジタルソリューションズ)は、株式会社アイリッジのアプリビジネスプラットフォーム「APPBOX」を利用し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援を開始したことを発表しました。これにより、地域企業やその取引先企業を対象に、ICT技術を駆使した効果的なソリューションを提供することを目指しています。
企業のDX推進に向けた新たなパートナーシップ
九州デジタルソリューションズは、2021年に社名を変更する以前から、九州フィナンシャルグループの一員として、ICTサービスを展開してきました。今回のパートナーシップによって、より一層のDX推進が期待されています。特に、APPBOXを活用することでアプリを組み込んだ新しい形の支援が可能となり、地域の企業が抱える問題解決に繋がるとされています。アイリッジは、アプリの企画や運営に関する専門性を九州デジタルソリューションズに提供し、双方が連携しながら地域活性化を図る意向を示しています。
APPBOXパートナープログラムの概要
アイリッジの提供する「APPBOX」は、設計思想に外部システムとの連携を持たせた非常に拡張性の高いアプリビジネスプラットフォームです。クライアント企業は、必要なモジュールを選択して使うことで、迅速なアプリの立ち上げや機能拡張、マーケティング施策の実施が可能になります。APPBOXパートナープログラムは、アプリビジネスやデジタルマーケティングの拡大が期待される企業を対象としており、システム連携を通じてソリューションとコンサルティングの両方を提供します。
地域貢献への期待
九州デジタルソリューションズは今後、西日本および九州エリアでの顧客からのサービス依頼に応じて、アイリッジとの連携を深めていく方針です。この取り組みは、地域企業にとって競争力を高めるだけでなく、デジタルシフトの一環として大きな意味を持つはずです。また、九州デジタルソリューションズが持つ地域密着型のサービス提供能力と、アイリッジの先進性が相互に融合することで、さらなる成果が期待されています。
九州デジタルソリューションズの概要
九州デジタルソリューションズは1988年に設立され、熊本県熊本市を拠点としています。主な事業内容にはITソリューション、収納代行サービス、事務支援サービスなどがあり、従業員数は163名にのぼります。社内でのエンジニアの育成にも力を入れ、地域のIT技術の底上げを図っています。これからも地域に根差した企業として、県内外の企業のDX化を推進していく方針です。
APPBOXの利点と今後の展望
APPBOXは、企業にとって非常に多様な価値をもたらします。具体的には、モジュールを自由に組み合わせることでカスタマイズが可能であり、ベンダーフリーの環境を提供します。このプラットフォームの利用によって、企業はコストを抑えつつも迅速なアプリ開発が実現でき、時代の変化に柔軟に対応することが可能となります。ここから新たなビジネスモデルが生まれる可能性も大いにあります。
これらの新しい動きは、今後地方経済の活性化や地域ビジネスの革新に直結すると考えられ、九州地域におけるデジタル化の重要な一歩として大きな関心を集めているのです。