人事の意志をカタチにするアプローチ
人事の役割は単なる業務執行にとどまらず、組織の未来を創造することにあります。株式会社壺中天は、その理念を掲げ、「人事の意志をカタチにする」をミッションに据え、様々な取り組みで未来に向けた道を模索しています。
April Dreamへの賛同
壺中天は、4月1日を夢を発信する日とする「April Dream」プロジェクトに賛同し、2500年後にも語り継がれるような人事制度や組織戦略を展開。その根底には、古代ギリシャの哲学者アリストテレスの中庸の概念や、ブッダの心が全てを創るとの思想が影響を与えています。これらの哲学を通じて、「人事の意志は未来を変えることができる」との信念を持ち続けています。
夢を実現する三つの取り組み
壺中天では、以下の三つの具体的なプロジェクトを通じて、その理念を実現し続けています。
1. 壺中人事塾
この塾は、2022年に設立された「人事のプロフェッショナルを目指す場」です。3か月間のプログラムを通じて、参加者は人事に必要な知識や実践的なスキルを身につけ、修了生にはその証として特製の石(意志)が贈られます。この石は、彼らの意志が2500年後に未来の誰かに問いかける“遺物”となることを願っています。
2. 人事のための哲学スペース
この空間は、哲学者の品川皓亮氏と坪谷邦生氏が対話を通じて、人事の核心を探る場です。彼らは、アリストテレスから西田幾多郎までの思想を交え、現代の人事が直面する課題に対するヒントを提供しています。このプロジェクトは未来への道筋を開く重要な要素となるでしょう。
3. 目標管理パラダイムシフトプロジェクト
2024年から始動予定のこのプロジェクトは、真の目標管理を浸透させることを目指しています。発起人の坪谷氏は、個と組織がともに勝つ社会の実現のためには、目標管理が必要だと考えており、そのためのボードゲームの開発やオンライン体験会を行っています。
人事とは何か
壺中天が定義する「人事」は、「人を生かして事をなす」ことです。この理念のもと、組織と人の関係を見直し、一人一人の力が発揮される環境を整えることに注力しています。人事の意志をカタチにするためには、原理原則に基づいた型を作り、それに実践という血を通わせることが不可欠です。
結論
株式会社壺中天の取り組みは、未来の人事像を描く上で欠かせない要素となるでしょう。彼らの挑戦が、社員一人ひとりの夢をかなえる力を信じています。人事の意義を再認識しながら、より良い未来に向かって進んでいく彼らの姿勢は、多くの人に勇気を与えてくれることでしょう。