シャープ株式会社は、事業に必要な全ての電力を再生可能エネルギーで賄うことを目指す国際的なイニシアティブ「RE100」に加盟しました。この重要な決定は、2030年までに全事業活動での電力を100%再生可能エネルギーにすることを目標に掲げています。これにより、シャープは環境負荷の低減と持続可能な社会の実現に一層の力を入れる方針です。
シャープは「SHARP Eco Vision 2050」という長期的な環境ビジョンを設定し、2030年には自社活動からのCO2排出量をネットゼロに、さらに2050年までにはサプライチェーン全体も同様に目指すとのコミットをしています。この実現に向けて、特に中国や東南アジアといった生産拠点での太陽光発電システムの普及に力を入れ、環境への貢献を果たそうとしています。
「RE100」への参加は、シャープの事業所への再生可能エネルギー導入を加速させるだけでなく、自社のエネルギーソリューション事業を通じて、社会全体における再生可能エネルギーの普及を促進することにも繋がります。これにより、脱炭素社会への移行を着実に進めることを目指しています。
なお、このイニシアティブへの参加は、日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)からの支援を受けたものであり、持続可能な未来を実現しようとする企業グループとの協力の下で進められています。
さらに、シャープは環境保護の取り組みに留まらず、社会に価値を提供する商品やサービスの開発に注力しています。新たな課題に挑戦しながら、より良い未来を実現するための努力を惜しみません。
法人として、環境に負荷の少ない事業活動を推進しつつ、進化し続ける技術を駆使して、新しい価値を提供することが、シャープの目指すべきビジョンです。発表された取り組みは、企業が社会に与える影響の一環として捉えられており、全ての人々が恩恵を受けられる未来を構築することが企業の責任であることを強く認識しています。なお、最新の情報はシャープの公式サイトや「RE100」のページで確認できます。これからのシャープの活動が、どのように持続可能な社会の実現へと寄与していくのか、その動向に注目です。