adjustがアジア市場へ
2014-11-17 15:00:02

東京・上海に新オフィス開設!adjustがアジア市場での成長を加速

adjustのアジア進出



ドイツに本社を置くモバイルアナリティクス企業、adjustが日本と中国に新オフィスを開設し、アジア市場でのさらなる成長を目指しています。adjustは、イスタンブールとサンフランシスコに続いて東京と上海に拠点を設立し、日本のモバイル広告市場に本格的に参入する姿勢を示しました。この動きは、アジアでの売上成長が前年比300%を超える勢いを受けてのものです。

adjustの新オフィスは東京都港区赤坂に設置され、同社のシニアバイスプレジデントでありマネージング・ディレクターに任命されたショーン・ボナムがアジア市場でのプレゼンスを強化する役割を担います。彼はサンフランシスコ拠点の会社での経験を活かし、現地のニーズに応えたサービスを展開する計画です。クリスチャン・ヘンシェルCEOとヘンドリック・ヴォルプCROは、日本市場の特性を理解し、現地チームと協力しながら、各地域におけるクライアントサポート体制を構築していく方針です。

日本のモバイル広告市場は世界でも有数の規模を誇り、多くの広告代理店が独自のサービスを持っています。adjustは、トランスコスモスやD2C R、Vivakiなどの大手広告代理店と提携し、洗練されたトラッキング技術やプライバシー規範に則った技術を提供しています。これにより、クライアントは情報を効果的に活用し、ユーザーの行動を分析することができます。

adjustのクライアントには、Deutsche TelekomやUniversal Musicなど、グローバルに展開する企業が名を連ねており、アジアだけでなく、EU、米国市場でもその技術が利用されています。国内市場においても、アドウェイズやドリコムなどと連携を深め、クライアントニーズに応じたサービスを強化しています。

ヘンドリック・ヴォルプは、日本市場の魅力について言及しました。彼は、ドイツでのビジネスと共通する点として、高い信頼性や時間厳守、誠実なビジネス文化があると述べており、これらが調和することで助け合いが豊かになると考えています。また、ローカライズされた製品の提供により、パートナー企業との連携も強化されるでしょう。

今年末には、adjustの日本版ダッシュボードが導入され、英語版のインターフェースと統合されます。これにより、日本企業が海外のパートナーとスムーズに連携できるような環境が整備されることになります。ヘンドリック・ヴォルプは「アジア市場は次の成長のステージであり、私たちの事業にとって非常に重要です。」と強調しています。

adjustの概要


adjustは、モバイルアトリビューションとアナリティクスの専門企業であり、アプリマーケティング担当者に対してビジネスインテリジェンスのプラットフォームを提供しています。広告媒体や流入元を特定し、その貢献度を測定する技術に優れており、ユーザーの行動データを詳細に分析できます。また、adjustはTwitterやFacebookなど多くのメディアネットワークとも統合されており、先進的なアナリティクスを提供しています。

このように、adjustの進出は単なる事業拡大にとどまらず、日本のモバイル広告市場に新たな価値をもたらすことが期待されています。adjustが提供するサービスが日本の企業にどのように貢献するのか、今後も注目されるところです。

会社情報

会社名
adjust株式会社
住所
東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティウエスト23階
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 港区 日本 Adjust アナリティクス

Wiki3: 東京都 港区 日本 Adjust アナリティクス

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。