徳島県神山町のオルタナティブスクール「森の学校みっけ」
徳島県名西郡神山町に位置する「森の学校みっけ」は、2025年度の新入生募集を開始しました。対象となるのは、新1年生4名、新2年生若干名、新4年生若干名です。特定非営利活動法人みっけが運営するこの学校は、小学生を対象とし、週5日の授業を提供しています。ここでは、地域の自然環境を最大限に活かした学びが行われます。
募集の詳細と環境
新入生募集は2024年11月から2024年2月まで行われ、地域に根ざした教育を受けることで、子どもたちの未来につながる経験ができるのです。学校の所在地は神山町神領字南上角257周辺で、活動時間は9時半から15時まで、早朝の8時半から登校可能です。休校日は土日や祝祭日、夏休み、冬休み、春休みと多岐にわたります。
「森の学校みっけ」は、小学校に在籍しながら出席日数を確認し、卒業時には公立小学校も卒業した扱いになります。自然豊かな環境で、実際に就学しながら、食や環境についての深い理解を育むことが可能です。
経済と環境を考慮した教育
学校の理念は「創造的過疎」で知られる神山町に存在し、地域の若者たちによって立ち上げられました。特に、耕作放棄地を利用した棚田での学びや、焚き火による給食など、体験型の教育が特徴です。トイレはコンポストを使用しており、循環型の暮らしを身近に感じることができる環境が整っています。
地域コミュニティへの貢献
この学校は、開校以来急速に成長しており、児童数は13名から現在の21名に増加しました。また、イベント参加者は450名を超え、多くの人々がこの場所を訪れています。地域の人口に占める移住者も増え、保護者たちが積極的に地域活動に関わることで、コミュニティの活性化へとつながっています。
特に、保護者が地元で新たなビジネスを始めたり、イベントを開催したりするなど、地域社会に良影響を与えているのです。
募集プログラムの詳細
2025年度の新入生募集にあたり、学校では体験イベント「みっけdeみっけ」を開催します。具体的には、11月23日と12月7日にオンライン説明会を実施し、12月14日と1月18日には実際に学校に来て体験できるイベントを行う予定です。また、1月21日から23日には体験入学プログラムも予定されています。参加を希望される方は、事前に連絡をすることが必要です。
「森の学校みっけ」は、小さなクラスでの個別対応を重視しており、最大でも24名の児童を受け入れる形で運営されています。新たな学びの場を探している方や、環境に配慮した教育を希望される方にとって、最適な選択肢となるでしょう。
お問い合わせ
興味のある方は、以下の連絡先までご連絡ください。担当は富樫氏で、電話080-5584-3683またはメール(
[email protected])での連絡を受け付けています。公開されている公式ウェブサイトにアクセスすることで、さらに詳しい情報も得られます。
結論
「森の学校みっけ」は、地域振興と教育を両立させようとする新しい試みであり、未来を担う子どもたちにとっての大きなチャンスです。美しい自然環境の中で、創造的な学びをぜひ体験してください。