2026年の財布事情を占う調査結果
株式会社ロイヤリティ マーケティングが2025年12月に実施した「2026年のお金と投資に関する調査」の結果が発表されました。この調査は、20代から50代の働く男女を対象に、今後の消費動向についての意識を探るもので、約6割が大きな買い物を控えると答えています。
調査の概要
本調査は、TOKYO FMのラジオ番組「馬渕・渡辺の#ビジトピ」と共同で行われました。調査期間は2025年12月23日から26日までの4日間で、有効回答数は1,000名です。調査の結果は以下のとおり、2026年のお金に対する考え方が明らかになりました。
節約志向が強まる2026年
調査結果によると、2026年は「引き続き我慢の年」と考える人が約4割に達し、「守りを固める年」との回答も合わせて約6割が「節約・防衛モード」を想像しています。このような消費意識は、高市政権の「責任ある積極財政」に対する懐疑的な見方からうまれているのでしょう。
なぜこれほどまでに慎重になっているのでしょうか?調査では、ボーナスや給与が上がるかどうかに関しても厳しい見方が多く示されています。なんと76.5%が「全く思わない」または「あまり思わない」と回答しており、今後の生活に対する不安を如実に表しています。
後悔しない支出
一方で、一定の分野に対しては後悔なくお金を使いたいと考えている人も多くいました。例えば、「旅行・エンタメ」(24.4%)や「健康・美容」(12.3%)は特に重要視されています。これにより、物よりも経験に対してお金を使いたいという価値観のシフトが見えてきます。
大きな買い物の控え
調査においては、大きな買い物を控えるという意見も相次ぎました。「節約を緩めてもしたい大きな買い物」に対しては、約6割が「特になし」とし、旅行を希望する人は全体で27.1%でした。このような傾向が現れるのは、経済的な不安感が背景にあるかもしれません。
備えと投資へシフト
さらに、もし2026年に減税や給付金があった場合の使い道について尋ねたところ、最初に選ばれるのは「貯金・予備資金」(25.0%)で、「投資に回す」(15.4%)という意向が示され、即消費よりも先を見越した「備え・投資」が重視されていることがわかります。
投資に対する慎重姿勢
2026年の投資スタンスについても調査が行われ、「投資しない」との回答が34.6%を占めており、慎重姿勢が顕著です。一方で新NISAへの認知度も高まり、認知しつつも未利用の人が36.0%に達しています。これも慎重な投資家の姿勢を反映していると言えるでしょう。
経済アナリストの見解
調査結果について、馬渕磨理子氏は「約6割が節約を続けるという結果が現れたが、旅行や自己投資にはお金をかける意向が表れている」と述べています。一方、渡辺広明氏は「消費意識を活性化させるための施策が必要」と強調しています。彼らの見解は、2026年の財布事情を考える上で非常に重要な視点と言えるでしょう。
まとめ
調査結果を通じて、2026年に向けたお金に対する意識はより慎重になっていることが明らかになりました。個人の消費行動が今後どのように変わるのか、その行方が注目されます。自分自身の投資や支出について再考する良い機会でもあるのかもしれません。