小学生も安心！英作文添削サービスに漢字ルビ機能新登場

英検®受験生向けにスタディスタジオ株式会社が展開するウェブサービス「スタスタApps」では、2025年2月5日から新たに意見論述問題の添削結果に振り仮名を付与する機能が導入されます。このアップデートは、英語学習を強化したい小学生のニーズに応えるもので、難解な漢字をスムーズに読み解く手助けをします。

近年、小学生が英検®3級、準2級、さらには2級を目指すケースが増えており、当社のAIライティング添削ツールを利用するユーザーの年齢層が若年化しています。しかし、添削結果には、一般的に少し専門的な日本語表現が含まれており、特に小学低・中学年の子どもたちにとっては漢字が難解で、フィードバックを理解しづらいという声が寄せられていました。

この新機能の特徴は、AIが解説本文に含まれる漢字や熟語に振り仮名を自動で付与する点です。まずは意見論述問題に重点を置き、将来的にはEメールや要約問題などにも拡張予定です。採点ページで「ルビあり」ボタンを押すだけで、ルビ付きの解説文が生成され、漢字の上に小さなひらがなが表示されるため、子どもたちは指でなぞりながら簡単に読むことができます。

ルビ機能により、以下のような効果が期待されます。首先、英検®2級レベルの意見論述は内容が抽象的で、フィードバックに専門用語が多くなるため、ルビ付きの解説があれば、子どもたちも理解しやすくなり、添削内容をスムーズに実践できるでしょう。次に、保護者のサポートが楽になり、子どもが自力で学習しやすい環境が整います。ルビにより難しい漢字を飛ばさずに理解できるため、親子での学習コミュニケーションが円滑になります。そして、ルビ付きのテキストを読む習慣が身につくことで、英語以外の国語力や読解力、語彙力の向上にも寄与するでしょう。

さらに、今後の展望として、Eメール問題や要約問題へのルビ付与機能の適用が検討されており、英検®準1級や1級においても視認性を高めるアイデアが進行中です。これにより、大人でも理解しやすく、特に難解な専門用語や表現も補うことが視野に入れられています。また、日本語漢字に苦手意識を持つ外国籍ユーザーにとっても有益で、教育的なアクセシビリティの拡充が期待されます。

このように働きかけることで、スタディスタジオは小学生の英語学習はもちろん、国語力向上を支援し、より多くの子どもたちに英語の楽しさや学びの可能性を広げていくことを目指しています。