神戸電鉄粟生線でのサイクルトレイン実証実験
神戸電鉄株式会社が、粟生線活性化協議会との共同で、開業以来初めてとなるサイクルトレインの実証実験を実施することを発表しました。このプロジェクトは、沿線の魅力を再発見し、地域活性化を促進することを目的としています。実施期間は2025年9月27日から11月29日までの土休日に行われ、計8日間予定されています。
実施概要
1. 期間と対象区間
サイクルトレインは、神戸電鉄粟生線の鈴蘭台西口から粟生までの間の各乗降可能駅で運行されます。具体的には、鈴蘭台西口(降車のみ)、西鈴蘭台(乗車のみ)、木幡、栄、押部谷、志染、恵比須、樫山、粟生が利用可能となります。ただし、対象ダイヤにより運行区間が異なるため、事前の確認が推奨されます。
2. 対象者と条件
この実証実験は、スポーツバイクまたは小型自転車を持つ15歳以上の方を対象としており、乗車には軽々と自転車を持ち運べることが条件です。電動アシスト車や通常のシティサイクルは利用できませんが、神出山田自転車道のシェアサイクルや加東市観光協会のレンタサイクルも利用可能です。
3. 帰りの楽しみ
持ち込み料金は無料で、乗車区間の運賃が必要です。特に「おもてなしきっぷ」が便利で、お得に楽しむことができます。これにより、多くの方が気軽にサイクリングを楽しめる環境が整っています。
4. 定員と予約方法
一列車につき自転車は最大2台までの持ち込みが可能で、先着順です。事前に予約が必要で、1日あたり12便(上り下り各6便)が運行される予定です。予約は9月11日午前10時から開始され、公式サイトの仮予約フォームから申し込むことができます。
5. お問い合わせと注意事項
詳しい情報や利用の流れ、注意事項については、運行概要と乗り方ガイドを参照してください。特に、申込みには先着順が適用されますので、早めの行動が推奨されます。お問合せも公式サイトから行うことができ、疑問点や不明点の解消に役立ててください。
このサイクルトレイン実証実験は、神戸電鉄粟生線沿線の自然を満喫しながら自転車移動を楽しむ絶好の機会です。地域の魅力を再発見し、観光促進への寄与が期待されています。ぜひこの機会に、自転車と共に新しい旅のスタイルを体験してみてはいかがでしょうか。