ヘラルボニーがカンヌライオンズで「Glass: The Lion for Change」ゴールドを受賞
2025年6月16日から20日にかけて、フランスのカンヌで行われた「Cannes Lions International Festival of Creativity」において、株式会社ヘラルボニーが「Glass: The Lion for Change」のゴールド賞を獲得しました。この受賞は、ヘラルボニーが持続可能なビジネスモデルやソーシャルインパクトを評価された結果です。
「Glass: The Lion for Change」は、創造的なコミュニケーションによって文化を変革し、社会にポジティブな影響を与える取り組みを称賛する部門です。この年には252作品が応募され、その中にはAppleやNike、AXAなどの名だたる企業の作品も含まれていましたが、ヘラルボニーの取り組みが注目されました。
受賞にあたる審査には、多くの優れた作品が集まり、特に今年は前年比53%増という記録的なエントリー数がありました。それに対してヘラルボニーは、その価値観とメッセージを持ち込むことで、審査員の心を捉えました。
また、カンヌライオンズの開催中、ヘラルボニー契約作家の小林覚氏と会社の代表・松田崇弥がセミナーに登壇し、自社の理念や取り組みについて語る機会がありました。この場は、彼らの異彩を放つアートがどのように社会に影響を与えるかを知ってもらう貴重な時間となりました。
ヘラルボニーのミッションは、「異彩を、放て。」というもので、障がいがある作家たちの独自の才能を探求し、社会の偏見を少しでも変えることを目指しています。彼らは新たに2024年7月にフランス・パリに子会社「HERALBONY EUROPE」を設立し、アートを駆使した国際展開を本格化させる予定です。
この受賞は、ヘラルボニーに関わるすべての人々の集大成であり、創業から7年目を迎えるタイミングで実現したものです。受賞を受けて、得たものはアートの力であり、かつそれが社会とつながることで生まれる価値です。これまでヘラルボニーを支えてきた人々—作家、クライアント、福祉関係者—全てに感謝の意が述べられました。
「この受賞は、すべての