アドベンチャーワールドがセーフィーのクラウドカメラを導入
和歌山県白浜町に位置するアドベンチャーワールドは、セーフィー株式会社の最新のクラウドカメラを導入しました。この取り組みは、観客や動物たちの安全を確保するための重要なステップとして位置付けられています。
クラウドカメラ導入の背景
これまでアドベンチャーワールドでは、園内の安全確保のために多くのカメラが使用されてきましたが、従来のオンプレミス型のシステムではいくつかの問題点がありました。特に、パーク内のサーバー室でのみ映像を確認することができ、有事の際にリアルタイムでの確認が難しいという点が指摘されていました。
さらに、カメラの設置箇所が増えるにつれ、メンテナンスやリプレイスにかかる手間が増加し、次世代へのノウハウ承継も困難になる懸念がありました。このような課題に直面したアドベンチャーワールドは、クラウドベースの管理に目を向け、手間を軽減できるという判断でセーフィーの導入を決定しました。
導入に際しての選定基準
アドベンチャーワールドは、他社のカメラを検討しながらも、セーフィーの優れたUI/UX、操作性、そして画質のクオリティが決め手となりました。この選択により、パーク内の映像監視体制が一新され、より快適な運用が実現することが期待されています。
クラウドカメラの具体的な活用シーン
1. イルカふれあいプール
このエリアでは、ゲストとイルカの距離が近く、トラブル防止のための映像監視が必須です。カメラによって、動物との接触時の安全を確認し、事故を未然に防ぎます。
2. 企業内保育園
園庭に設置されたカメラは、事故や外部からの侵入者をモニタリングし、子どもたちの安全を見守ります。
3. 動物の飼育箇所
特に繁殖や出産が行われる時期には、必要に応じて獣医師が遠隔から状況確認を行い、スムーズな対応が可能です。
コメント:関係者の思い
株式会社アワーズの白浜事業所 統轄部の長井勝義さんは、セーフィーのクラウドカメラ導入によって、従来の移動を伴わずに即座に映像を確認できる点を評価しました。これにより、身心的な負担が軽減され、ゲストにとってもより快適な環境が提供できると期待しています。
セーフィー株式会社の佐渡島隆平社長も、この現場DXがゲストの安全と快適さの向上につながることを喜び、今後もさまざまな活用シーンでサービスの向上に努めていく意向を示しています。
アドベンチャーワールドについて
アドベンチャーワールドは、陸・海・空に生息する約120種、約1,600頭の動物が生活するテーマパークです。訪れる人々に前向きな影響を与え、笑顔あふれる社会の実現を目指しています。また、希少動物の繁殖に成功した実績もあり、保護や研究活動にも注力しています。訪れたゲストがより安心して楽しむことができる環境作りが進んでいます。
公式サイト:
アドベンチャーワールド
今後も、セーフィーのクラウドカメラによる革新が、アドベンチャーワールドの未来をより明るくすることを、多くのファンが楽しみにしています。