音楽に革命!GVIDO
2016-06-03 16:00:02
音楽業界に新風を吹き込む「GVIDO」が誕生!革命的な2画面楽譜端末とは
世界初の電子楽譜専用端末「GVIDO」とは
テラダ・ミュージック・スコア株式会社が発表した「GVIDO」は、音楽シーンに革命をもたらす世界初の2画面電子ペーパー楽譜専用端末です。この製品名は、11世紀初頭の楽譜の礎を考案したGuido d’Arezzo氏に敬意を表したもので、音楽の歴史を感じさせる名を持っています。
「GVIDO」の特徴
「GVIDO」では、E-INK社製の「Mobius」13.3型フレキシブル電子ペーパーを採用し、従来の楽譜の枠を超えたデザインが実現しました。薄型かつ軽量で、楽譜と同じサイズ(幅480mm、高さ310mm、厚さ5.9mm、重さ約650g)としながら、長時間の使用が可能です。これは、電子ペーパーの低消費電力の恩恵によるものです。
また、ワコムのペン入力技術を使用し、両画面に手書きの書き込みや消去ができるため、演奏者が必要な notes やマークを自由に追加できます。ファイル形式はPDFに対応し、保存したデータには手書きの情報やブックマークを含めることが可能です。さらに、Wi-FiやBluetooth機能を搭載しており、今後は電子楽譜サービスからの楽譜を簡単に購入できるようになる予定です。
多彩な活用の可能性
「GVIDO」の実用実験では、音楽に関する多様な活用方法を模索しており、個人の楽器演奏者や音楽企業に加え、音楽大学やオーケストラとの連携も計画しています。これにより、使い勝手の良い商品へとさらに進化させていくことを目指しています。
midem出展による国際的アプローチ
2016年6月3日から6日までフランス・カンヌで開催される「midem」に「GVIDO」を出展します。この国際音楽産業見本市で、多くの参加者とこの革新的な製品の活用について意見交換を行い、製品の早期商品化に弾みをつけます。
テラダ・ミュージック・スコアとその背景
テラダ・ミュージック・スコアは、寺田倉庫とF55クリエイティブデザインスタジオが共同で設立した企業で、電子楽譜に関わる事業を幅広く展開しています。これからも多様な形で連携を深め、音楽への貢献を続けていく方針です。代表取締役の野口不二夫氏がリードするこのプロジェクトに、ますます注目が集まります。
まとめ
「GVIDO」は単なる楽譜端末ではなく、音楽を演奏する人々の生活様式を変える可能性を秘めています。これからの音楽の楽しみ方がどのように変わるのか、とても楽しみです。
会社情報
- 会社名
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GVIDO MUSIC 株式会社
- 住所
- 東京都品川区東品川 2-6-10
- 電話番号
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