クラウド型ジョブスケジューラーサービスの登場
企業のデジタル化が進む現代、効率的なスケジュール管理はかつてないほど重要になっています。そのなかで、日立ソリューションズが新たに提供する「クラウド型ジョブスケジューラーサービス」は、業務アプリケーションのスケジュール管理を徹底支援し、運用の負担を軽減します。
背景
デジタルトランスフォーメーション(DX)が進展する中、企業の業務部門においてもデータ処理やAIのモデルトレーニングといったタスクの実行が重要視されています。しかし、これらのジョブを実行するには、繰り返しのルール作成や休日における特別な動作設定が必要です。これが運用管理者の混乱や誤ったジョブ実行に繋がることもしばしば。
本サービスは、AWS上で稼働するクラウドネイティブなアプリケーションに対し、Webブラウザーで簡単に操作できるカレンダー形式のインターフェースを提供します。これにより、ジョブのルール設定や休日の自動振り替え、さらには将来のスケジュールの見通しを簡単に行えるのです。
サービスの特長
1. 柔軟なスケジューリング
多様な業務ニーズに応えるため、柔軟なジョブスケジュールの設定を実現。例えば、休日振り替え機能を用いることで、更新作業の忘れを防ぎ、スムーズな運用をサポートします。この自動化により、運用担当者の手作業を減らし、業務の効率性を向上させます。
2. 初期導入と運用が容易
クラウドサービスとして提供されるため、お客様は初期投資や運用保守の負担を大幅に削減できます。システムの導入が簡単になり、すぐに利便性を享受できる点が魅力です。
3. 多彩な料金プラン
お客様のニーズに応じて、従量課金プラン、月額基本料プラン、年間プランが選択可能です。例えば、従量課金プランはジョブ実行1件当たり5.5円(税抜)で提供され、実行数に応じた月額料金で柔軟に対応します。
販売開始日とお問合せ
この新しいサービスは、2024年10月1日から発売される予定です。興味のある方は、公式ホームページ(
https://www.hitachi-solutions.co.jp/jobschedulerservice/)にて詳細をご確認ください。商品やサービスについてのお問い合わせも、専用の問い合わせページで可能です。
まとめ
新製品の「クラウド型ジョブスケジューラーサービス」は、業務の効率化と運用の負担軽減を実現します。今後はAWS以外のクラウドサービスへの対応も計画しており、さらなる機能拡充が期待されます。デジタル時代において、迅速かつ効率的な業務運営が求められる今、ぜひこの機会にご検討ください。